Otachaneに来て3日間周辺で採集しました。5/11は、Vda.La Cunchalitaという場所で、車道を歩きながらの採集だったのですが、道端の草の花に来る、至極平凡なセセリを拾うというもの。交尾器を抜いたのが24頭で、総数64頭という貧弱な成果でした。

 5/11の採集地:標高952m、5°45′04.41″N:74°14′41.99″W付近

 

 翌5/12は、Chiquinquiraに戻った車道わきで橋の近く、給水にチョウが集まる場所での採集でした。わずか1時間ほどの採集で、ガイドのミゲールがトレイルから少し奥に入れる場所があるということでさらにChiquinquira方面に戻ったのですが、入り場所を忘れていたようで、いい加減戻ったころ雨が降りでして、この日の採集は終了。交尾器を抜いたのが22頭で、総数35頭というさらに貧弱な成果でした。

 5/12の採集地:標高426m、5°38′58.03″N:74°03′35.80″W付近

 

 3日目の5/13は、今回のOtachane周辺で最も期待しているミゲールの知人の女性が保有するという森の中の小屋での採集。この日は、入り口のその彼女の家の周辺で採集しました。尾根筋に立つ彼女の家から山小屋までは、標高差400m、7㎞の道のりを下らなければならないということで、セセリがいるかどうかを確かめるため、標高差100mほど下った林が出てくるところまで下ってトラップを試しに仕掛けてみました。何とか2党のセセリが飛来。期待できそうなので、翌日から3泊、この山小屋に泊まってセセリ採集に臨むことにしました。このブログは、出発の5/14の朝に作っています。山小屋は、電機はないし、当然電波が届かないので次の投稿は3泊してホテルに戻ってからということになります。交尾器を抜いたのが11頭で、総数23頭という情けない成果でしたが、翌日からの下見と割り切れば仕方ないところでしょう。

 5/13の採集地:標高1,232m、5°48′22.35″N:74°15′39.09″W付近

 

 掲載した写真は、山小屋の持ち主のご婦人の家族とのもの。若い娘さんたちが日本人と一緒の写真が撮りたいということで写したもの。こちらの人は、こういった写真が好きみたい。2枚目のご婦人が山小屋の持ち主。内緒で歳を聞いたら35歳とのこと。1枚目の杉本さんとの間の娘さんは大学生で17歳。通信制みたいな学校らしいのですが、17歳から大学に入れるようです。年から分かるように18歳の時の子供だそうです。