5月9日夜10時過ぎにボゴダ空港に到着。税関を通過した出口にミゲールが迎えに来ていたのですが、1時間前に到着しているはずの杉本さんの姿はなく、また、何かが起きたかと心配しましたが、すぐに見つけることができて一安心。入国審査に時間がかかって、通関後に出てきたのは20~30分前とのこと。私の到着時はガラガラで、最も時間がかかったのは、手荷物が出てくるまで。わずか1時間の違いだったのですが、到着便の数が違って入国審査に要する時間が著しく違っていたようです。そもそも、今回の旅行は、昨年11月に予約を入れた時点では私と杉本さんのフライトスケジュールを一緒だったのですが、予約後、しばらくしてアメリカン航空のサイトに確認に入ったところ、予約番号の旅行はキャンセルされているとのメッセージが出てしまいました。電話対応で確認したところ、理由はわからないけどキャンセル扱いになったとのこと、私がキャンセルした事実はないので、AA側が勝手にキャンセルしてしまったようでした。私に落ち度がないことを強調したのですが、対応者の権限では予約を復活できないということで、ずいぶんと時間をかけて上司の了解を取り付けてもらい。予約時と同じ料金で再発券してもらいました。その時、一部のフライトが変更されてしまって、そのため、私と杉本さんのフライトスケジュールが違ってしまったのでした。

 ボゴタ市内のホテルに1泊後、バスでOtancheまで移動。グーグルマップのナビで見ると自動車での移動時間は5時間30分ほど。直行便は少ないということで、Chiquinquira経由でOtancheに向かうことにしました。BogotaからChiquinquiraまで、約120㎞で、所要時間は約3時間。ChiquinquiraからOtancheまでは50㎞ほどしかないのですが、所要時間はほぼ同じ3時間、乗り継ぎも含めると約7時間という、移動だけで1日かかってしまいました。移動の様子は、GPSデータをグーグルアースで読み取り、高度プロファイル表示すると、よくわかると思います。Chiquinquiraまでは大型バスで、おおむね舗装道路を快調に走行するのですが、そこからOtancheまでは、一気に高度を下げることもあってヘアピンカーブの連続を小型のバスで注意深く下っていきます。標高を見るとBogotaからChiquinquiraまではほぼ2500mほど、Chiquinquiraは1000m程度となります。

 参考までに、Bogotaからのバス料金を紹介しておきます。今は円安で、100ペソが4円ほどです。Otancheまでのバス代は2200円ほどとなります。移動料金は、日本より、安いといえるでしょう。

 バス代について紹介したついでに、食事代についても紹介しておきます。下のメニューはChiquinquiraのレストランの夕食メニューです。800円から1600円まで、1200円くらいが中心価格のようです。上の写真が昨夜の夕食で、エビピラフ。下が今日の夕食で、牛・豚・鶏の3種盛。ともに1200円でした。ミゲールの話では、ペルーとほぼ同じ料金とのこと。欧米諸国に比べればまだまだ食費は高くないようです。