3月20日から21日にかけて、まとまった積雪があり、気温もマイナス10℃近くと、とても3月下旬とは思えない降雪で、ゲレンデは最高に良いコンディションとなりました。私が滑った中では最も積雪量が多く、雪温も低いのでとても滑りやすい感じでした。マンションあたりで30㎝を超える積雪、青葉山ゲレンデでは60㎝積もったとのこと。ただし、雪面が柔らかいのでダウンヒルには良い条件とは言えませんでした。

 昨日は強風で上部に行けなかったということで、こんなに良い条件にもかかわらず青葉山第一リフトは写真のように雪に埋もれていて除雪に時間がかかって、リフトが動き始めたのは午後1時近くでした。いつもなら早々に帰ってしまうのですが、青葉山ゲレンデは3月いっぱいで終了とのこと、今日が最後のチャンスとなる可能性が大きいことからリフトが動き始めるのを待ちました。ちなみに、シーズン終了近くということで、天狗山クワッドリフトは運休、青葉山第二リフトは今シーズンの営業が終わってしまいました。要員が確保できないとのこと。そのため、パルスゴンドラで天狗山の上まで行き、しゃくなげクワッドで青葉山ゲレンデに行くことになります。ゲレンデに到着したのは9時ころだったのですが、10時ころまではしゃくなげクワッドが動かなかったので、天狗山ゲレンデで滑りました。最初の1本は未整地を滑ったのですが、新雪が多く、足腰に負担がかかるので、未整地を滑るのは避けて、今シーズンは全く滑っていなかった天狗山のクワッドリフト横のコースを直滑降で何本か滑りました。しゃくなげクワッドが動き始めてすぐに折衝まで上がったのですが、最初に触れたように青葉山第一リフトの除雪に時間がかかることから仕方なくしゃくなげコースを1本滑りましたが、まったくの緩斜面で、ダウンヒルにはなりませんでした。

 今日のGPSデータを上に示しました。天狗山が7本、青葉山は6本で、青葉山の上からのダウンヒルが3本ということが分かるかと思います。今年最後になるであろうダウンヒルの滑走状況は次のとおりでした。最初の1本はワックス未使用、2本目と3本目でワックスの種類を代えたのですが、3本目のワックスが最も合っていたようでした。雪のコンディションは良いのですが、雪面が柔らかいことから、スピードは出ませんでした。

 

 今日の滑走状況をまとめてみました。スピードが出なかったのは残念でしたが、今シーズン最も多く滑ったことは確かです。なんと、6時間近くゲレンデにいました。今シーズンは、2月まで、暖かい日が多く、とても3月までは持たないだろうと思っていましたが、エクアドルに出かけていた間に適度に雪が降り、3月下旬でも十分に滑ることができました。特に、今日はシーズン真っ最中なみのコンディションで、楽しませてもらいました。スケジュールからみて、ダウンヒルができる今月中の再訪は難しそうなので、今シーズンの草津でのスキー滑走は、今日が最終日となるでしょう。良いシーズンだったと思います。