3月第3週の観察は、週の後半は草津に滞在しますので、3/14,3/15,3/16,3/17の4日間の観察でした。後半の2日間は5月初旬の気温まで上昇し、コツバメの発生が期待されましたが、残念ながら、姿を確認することはできませんでした。

 確認できた蝶は、次の7種です。モンキチョウ、ルリシジミとテングチョウは今年になっての初確認です。

  今週確認できた蝶で最も興味深かったのはウラナミシジミです。今年になってウラナミシジミの成虫を確認できたのは、1/1/,1/4,1/5,1/6,1/7,1/8,1/9,1/17,1/19,2/20,3/15の11日間です。2月に続き、3月も羽化したての成虫が確認できたことから、小山内裏公園周辺で、少なくとも今年は越冬できたとみなしてよいと思います。今後、コンスタントに姿が確認できるかどうかがポイントでしょう。

 

【3月第3週に確認した蝶】

 

モンキチョウ(3/16)、キタキチョウ(3/15,3/16)、ベニシジミ(3/14,3/16,3/17)、ウラナミシジミ(3/15)、ルリシジミ(3/15)、テングチョウ(3/16,3/17)、キタテハ(3/14,3/15,3/16,3/17)

ウラナミシジミ(3/15)今年になって、毎月確認できています、少なくとも今年は越冬できたようです

モンキチョウ(3/15)今年になっての初確認

ルリシジミ(3/15)今年になっての初確認

テングチョウ(3/15)今年になっての初確認