今回のエクアドル旅行は、初めてユナイテッド航空を利用しました。行きは、成田発ロス、ヒューストンを経由してキトまで、帰りはその逆の経路のはずでした。

 行きのロスでの乗り継ぎ時間が1時間19分でヒューストンが45分、帰りはヒューストンが1時間40分でロスが3時間14分。米国入国時の乗り継ぎ時間が2時間を切っていて、本当に乗り継げるか不安でした。行きの成田のカウンターでロスでの乗り継ぎ時間が短くて不安だと話したところ、ヒューストンまでの直行便があって席が空いているから変更してくれるとのこと。とてもラッキーに感じました。関空からだいぶ前についていた同行の杉本さんはすでにチェックインしていて、当初のフライトのまま。結果的には、杉本さんはロスで乗り継げず、1日遅れでキトに到着したため、せっかくのフライト変更は役に立ちませんでしたが、言ってみるものだと強く感じました。

 そして、帰り、キトーの空港でUAのカウンターに行くと、ヒューストン行は30分遅れで出発するのでロス行には乗り継げないとのこと。ところが、ヒューストンから羽田の直行便があるので、それに変更してても良いかとの提案。ありがたく受け入れたことは言うまでもありません。しかも聞いてみるとANA。海外旅行は、今回が97回目ですが、ANAはたった1回、高波さんとBMNHとフンボルト大学にタイプ標本を見に行った1990年に利用しただけでした。JALにしてもほとんど使っていなかったものが、コロナ後の3回はラタムが共同運航便にしていて日本―米国間のフライトに乗ることができました。今回は、待ったく予期せずにANAに乗れることになり、ラッキー!!下は、当初の予定です。

 初めて乗ったユナイテッド航空の印象ですが、食事は貧弱。アルコール類はワインとビールだけ、座席もかなり狭く感じました。エンターテイメントも、日本発はそこそこですが、ヒューストンーキト往復便はやたら使いにくいうえにイヤホンすら配らないという、ある意味合理的な対応となっていました。それと、ヒューストンーキト間のフライトスケジュールは往復ともに遅延。時間に余裕がない方の利用は推奨できないでしょう。

 旅行に関してのブログは、これで終了です。最後に、採集したセセリチョウの持ち出し許可証を紹介しておきます。私の場合は、セセリチョウだけのもので、持出数は415頭となっています。1頭US$1に消費税の12%がかかって、総額US$464.8が正規に持ち出すための費用ということになります。実際に採集した数の半分ですが、万一空港でチェックされたとしても数を確認することはまずないと思っていますので十分でしょう。

 このブログは、ヒューストンのANA出国カウンター待合室で作成しました。電源が付いた作業用のテーブルと椅子が整備されていて、ロスの空港よりは、はるかに快適でした。ヒューストンでプライオリティパスで利用できるラウンジは夕方以降なので、テーブルの上でノートパソコンを使えるのはありがたい。同行の杉本さんは、ちょっと離れたターミナルまで行くと食事ができるところがあるということで、行ってしまいました。さすが関西人、フルに使うところはすごいものだと感心してしまいます。今回の旅行で、プライオリティパスを使うのは8回目だそうです。私は、成田とヒューストン、キトの2か所のちょうど半分の4回でした。キトが2か所なのは、搭乗手続き前に利用できるラウンジがあって、そこで時間が潰せたからです。以前利用できていたデルタのラウンジに比べるとプライオリティパスで利用できるラウンジは飲み物も料理も貧弱ですが、ゆっくりつくつろげるというのはありがたい限りです。