2日続けてのスキーです。1月下旬は、例年一番寒い時期にあたりますが、今年の草津は異常で、とにかく暖かく、今日の最高気温は7℃を越えたとのこと。最高気温が-7℃でもおかしくないでしょう。冒頭の写真は、青葉山第一ペアリフトから元白根山方面を写したものですが、リフト横はブッシュが出ているくらい雪が少ないままです。

 今日の滑走は、プロファイルに示したように、天狗山ゲレンデからクワッドリフトで御成山まで上がり、青葉山をゲレンデを1本だけ滑ってダウンヒル、再度青葉山まで上がって、4本滑って2本目のダウンヒル、3回目の青葉は2本だけでダウンヒルの後、天狗山で1本滑って終了としました。今日、示したプロファイル図ですが、今までと違うことにお気づきになると思います。青葉山ゲレンデの滑走記録の図において、標高の値と距離がいびつになっています。この原因は、GPSの記録設定を変更したことによります。2007年以来、ガーミン社のGPSを使い続けていますが、高価な割には数年で使用不能になるため、現在のerex10Jは確か4代目だと思います。機種によって軌跡の記録方法が異なっていて、これまではあまり気にせずにその機種の自動記録に任せていたのですが、現在の機種は、スキーの滑走記録のような短い距離を早く移動するものを記録するには不向きなように感じていました。昨日、思い切って記録方法を手動にするよう設定しました。手動の記録方法には距離を設定するものと時刻を設定するものがあります。スキーの滑走記録であることを考慮して10mごとに記録する設定にしました。部屋に戻ってGPSのデータをパソコンに取り込み、以前GPSを購入した時に付属していたMap Sorceというソフトでデータを表示させ、そのデータをExcellに張り付けて記録状況をチェックしました。距離は、おおむね10mで設定どおりでしたが、最小時刻が1秒なので20mを越えているものもありました。データをチェックしていて気が付いたのは、記録されていた標高が実際のものと違っているものが多そうだということでした。これはGPSのシステム上の限界で、位置と時間のデータはかなり詳しく測定することはできますが、標高は概略値にすぎません。自動測定がどのようなアルゴリズムによるかは公表されていないのですが、プロファイルだけを見ると自動測定のほうが美しく見えてしまいます。しかし、実際に滑った距離を把握するには、測定間隔を10mにしたほうが正しい値を示していることは確かです。

 今日の滑走データを下に示しましたが、青葉山ゲレンデのカービングとウェーデルンの滑走距離の違いを正しく記録しているように感じました。今後は、この設定で測定したいと思います。

 主目的としたダウンヒル3本の滑走状況を最後に図示しました。予定どおりの3本滑走で、昨日までのほぼ同じ距離の滑走データ数は60をちょっと超える程度だったのですが、今日のデータは1滑走あたり220を超えていました。