1月第1週は、最終日以外の1/4,1/5,1/6,1/7,1/8,1/9の6日間観察に出かけました。1/6にヤマトシジミ、1/8にベニシジミを目撃してカメラに収めたはずだったのですが、結果的にはカメラの調子が悪くて保存されておらず、幻の記録となってしまいました。どちらも、羽化直後のやたら小さな個体でした。年内に餌の少ない中で蛹まで成長してしまい、日中の春を思わせる異様な気候の中で羽化してきたものと思われました。証拠となる映像が無くて幻の記録となってしまったことは返す返す残念でなりません。
6日間共に映像として残すことが出来たのはウラナミシジミです。年を越してウラナミシジミが確認できたのは初めてです。昨年、年を越えて確認できたベニシジミを初見記録としたのですが、成虫越冬しない蝶については、初見というのは正しくないと思います。厳冬期に姿を消すまでは終見とすべきとし、昨年のベニシジミの初見日は取り消しとし、2023/1/5のベニシジミの記録は終見日として取り扱いとします。したがって、今年の1/9のウラナミシジミはこれまでの終見記録となります。1/9から南大沢を離れてしまいましたので、ウラナミシジミがいつまでみられるか、あるいは、ヤマトシジミやベニシジミが姿を現すかは残念ながら確認できません。
【1月第1週に確認した蝶】
ウラナミシジミ
ウラナミシジミ(1/9)今のところこれまでの終見記録を更新