2024年の元旦は、南大沢で迎えました。冒頭は2024年の我が家のおせちです。おせちを作るようになったのは、結婚2年目からだったように記憶していますので、34作目ということになるかと思います。これだけ長い間作っているとなるとマンネリなどという生易しいものではない、超マンネリでしょうか。なにはともあれ、おせちについて説明しておきます。

 左上からお重が4段、酢の物3皿、右上が煮物、その下左側が燻製、右側がソンムです。左上のお重、大半が購入ものです。紅白蒲鉾と伊達巻は小田原産中央がいくら、黒豆、栗きんとん、下半分がカズノコ、右がだし巻き卵で手製。右上のお重は、左が鶏けんちん、炒り卵を鶏のもも肉で巻いてオーブンで焼いたもの。中央が昆布巻き、私にとっては最も難敵で、作り始めたとき使っていたレシピ本の調味料の分量が間違っていて最初の数年は味が濃すぎて食べられた代物ではありませんでした。最近は調味料を計ることはなく、いつも目分量となっています。今年の昆布巻きは、やや煮込む時間が短すぎて昆布が固すぎたようです。左一列は、ごぼうと人参の肉巻き(牛肉と豚肉半々)です。子のお重は、すべて自家製です。左下のお重は、右上がアワビの煮物、左上が若鮎のから揚げの甘辛煮、中央左側がピリ辛こんにゃく、その下がイカの炒り煮、こんにゃくは生芋からの手作り右側がエリンギ、シイタケ、シメジの煮物。色合いに入れたのがちょろぎ、これは購入もの。左下のお重は、エビの具足焼きと、田作り、ワカサギ炒り煮。エビは手作りですが残り2品は購入品。中央は、酢の物。最上段が、タコの酢の物にこはだ。こはだは購入品。中央は、紅白なますと菊花カブ。下が松前漬け。左の皿が筑前煮、こんにゃくはやはり生芋からの手作り。燻製は、豚バラ肉と豚ロースにニジマス。ニジマスはリバースポット早戸で釣ってきたもの。右下の皿はソンムで、10月上旬に作ったもの。ソンムとしましたが、豚の赤身と豚の耳にタイ製のネームの素を入れて手作りしたもの。

 お節は、29日から31日にかけての3日間、正味2日間程度で調理しました。昨年末は、31日の午前中でお節づくりが終わったことから、年越しそばは、手打ちで仕上げました。草津周辺の高山村産と、旧六合村の赤岩産のそば粉を使って、各300gを2回、合計1.2㎏打ちました。一昨年末から昨年初めころはうまくそばが打てなくて苦労したのですが、昨年5月に同窓会で山形を訪れた際に、学生時代の下宿先のお宅の息子さんからちょっとしたコツを教わってから、ほぼ普通に仕上げることができるようになりました。そば打ちも2015年にそば打ちセットを購入してから9年目に突入します。草津滞在中は毎朝必ずそば打ちを行うのですが、そこそこできるようになったと思っても突然うまくいかなくなる時があります。大体は一人分で150g~200g程度、今回は300g単位で仕上げました。私の持っているそば打ちセットでは、そのくらいの量が限界と思うのですが、300gだとずいぶんと打ちやすくなると感じています。