今朝も朝から良好な陽射し。その割には林縁の蝶は種類が少なく7種どまり。その後は、晴れ時々曇りといった天候、調査終了の13時ころには雨が降り出し、久しぶりに雨とともに調査終了。林縁のセセリが今一つだったのに比べ、林内は17種33頭の成果。3種新たに増え、そのうちのフェラリアヒダマリセセリ(Isma feralia lenya)はLangkawi初記録と思われるものでした。残りの2種はブファワンヤシセセリ(Hidari bhawani)とケタバセセリ(Baoris oceia)。ブファワンヤシセセリは、Langkawiでは割と採れるのですが、ほかの場所では確実に採集できるという場所はないのではないかと思われます。Kisapの調査では2016年に2♂2♀採れましたが、2017年は採集できませんでした。ケタバセセリは、Kisapでは初めてです。林縁に朝方飛来するこの属のセセリはファールケタバセセリだけで、今日は林内で採集しました。両種の斑紋はよく似ていて♂交尾器を確認しないと確実な同定は難しいでしょう。この数年、南米も含め採集には携帯型の実体顕微鏡(Nikonのファーブル)を持ち歩いているのですが、セセリチョウの場合、ルーペだけではよくわからないことが多いので実体顕微鏡の携帯が不可欠となります。
 今日全体の成果は、19種52頭でした。なかなか20種を超えることはできません。見たセセリのすべてが採集できるのであれば確実に毎日20種を超えるのですが、そんなことは決してなく、ほとんどはワンチャンスなのでなかなか種類が稼げません。

Celaenorrhinus asmara asmara(アスマラコモンセセリ)2♂、Celaenorrhinus cameroni cameroni(キャメロンコモンセセリ)1Tagiades gana gana(ガナシロシタセセリ)1Iambrix salsala(ダモノセセリ)7♂、Koruthaialos rubecula rubecula(アカオビセセリ)2♂、Psolos fuligo fuligo(ハネナガダモノセセリ)2♂1♀、Ancistroides nigrita maura(ニグリタショウガセセリ)2♂2、Notocrypta paralysos asawa(パラリソスクロセセリ)4♂4♀、Notocrypta clavata theba(クラバタクロセセリ)1Hyarotis adrastus praba(マネシセセリ)2♂1、Hyarotis microsticta microsticta(ミクロスチクタマネシセセリ)2Quedara monteithi monteithi(ニセクロセセリ)6♂、Isma feralia lenya(フェラリアヒダマリセセリ)1♂、Zela zeus optimus(フチキセセリ)1♂、
Gangara thyrsis thyrsis(コウモリセセリ)1♂Unkana ambasa batara(ウラジロセセリ)2♂、Hidari bhawani(ブファワニャシセセリ)1♀、Baoris oceia1♂ 19種52頭(累計58種918頭)

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Langkawi初記録と思われる、フェラリアヒダマリセセリ(I. feralia lenya)。亜種区分は未検討です。とりあえず半島部と同じにしています。
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ブファワンヤシセセリ(H.bhawani)。Lnagkawi以外で得ることは難しい。
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ケタバセセリ(B.oceia)。ファールケタバセセリとは♂交尾器以外での区別は難しい。