ニューヨーク公共図書館☆エクスリブリス | へそまがりな☆たまご☆

へそまがりな☆たまご☆

へそまがりな私の思ったこと・考えたことを日々書いてみます!いつまで続くか??

今日も暑い

 

朝は 台風の風で ちょっと 真夏は去ったのか?という

感じがしましたが まだまだ 暑い

 

☆☆☆☆☆

 

今日は 気になっていた 映画を観に

 

「ニューヨーク公共図書館エクスリブリス」

 

マンハッタンの 中央に あるんですね、

ここ 行ってみたら よかったな。

 

ドキュメンタリーとして 観てきましたが

全部が全部 ドキュメンタリーな 訳でもなくて

一部 俳優さんも 演じているのかな?

 

ニューヨークの 図書館は今という 名前で

BSの 世界のドキュメンタリーとか

Eテレで 図書館情報として 放映しても

いいぐらいの 映画としては 異色の 作品

 

私は 自分でも 趣味が変わっている方だと

思うので これを とっても 面白くみましたが

今日映画館が 満席だったのには ちょっとびっくり。

 

日本の図書館で 私が 日常的に接している

本の 貸し借りという 範疇は はるかに超えて

「公共・パブリック」ということの 意味を

しみじみ 感じる映画でした。

 

黒人の歴史を扱っている部門の 図書館では

アフリカ系の 黒人の 出自に関して

アメリカの教科書には 真っ赤な嘘が かかれている

と 黒人の皆さんが 話あっていたり。

同じ 食品を 卸会社が 黒人経営の店には

高く 卸して 周辺のほかの店に比べて

割高になってしまって やっていけないように

されている 差別の 問題だとか。

 

図書館の 運営会議の 中で 話合われる

ベストセラー本を たくさん 揃えるのが図書館なのか

希少本で 価値のある(借りては少ないけど)本を

揃えるべきか の 予算の配分だとか

 

紙の本と イーブックを どんな割合で 揃えるのか

とか  侃侃諤諤 話し合ったり。

 

中国系の 貧しくて コンピューターに 不慣れな

人たちには パソコンの 使いかたを 教えるような

教室が 開かれたり

 

子供相手の 本に親しむ 会合には 力を入れたり

 

図書館とホームレスとの 関係という

どこでも 悩んでいるであろう 話題を 話あったり

 

老人の皆さんの ダンス教室が開かれていたり

 

木管楽器の 4重奏の 小さな コンサートが開かれていたり

 

詩人とか 作家の人の 小さな 講演会が

絶え間なく 開かれていたり

 

活動が 活発で 非常に多彩

 

驚きました。

 

☆☆☆☆☆

 

この頃 アメリカというと トランプさんの

乱暴な 政治の振る舞いばかりが 目立っていますが

日常では これだけ 緻密に 人々のためになるような

活動が 行われていて

アメリカは まだ 大丈夫だな と なんか 思いました。

 

オバマさんの 顔が 時々 ちらつくような 感じの

映画でした。

 

そして 平成8年?に まだ パソコンが ほんの 出始めだった頃

アメリカの片隅の 小さな町の 小さな コミュニティに

住んでいた たまご・夫の アパートの 入り口の 掲示板に

「パソコンの 無料講習」の スケジュールが 貼ってあって

 

ああ ここに 住んでいれば 日本では まだ なかなか

身近ではない パソコンの 講習を やっているんだ

 

と 新鮮な 気持ちで(スケジュールも合わなかったので

参加は できませんでしたが)  その チラシを

何回も 眺めたことを 思い出しました。

 

移民の人のための 図書館とか コーナーも

ニューヨーク図書館の 中には

あるようです。