昼間は少し暑いけど、朝晩はぐっと涼しくなりました。
阪神は壊れちゃったみたいです。
劇団扉座という、横内謙介氏主宰の劇団。
私がこの10年一番ひいきにしている劇団です。
この春、普段のメンバーよりも若手だけを使って
ドリル魂という、建築現場を舞台にしたミュージカルを
上演しました。
通常のメンバーにはそれなりにファンがついているけれど
扉座内でもあまり有名ではなかった若手を主に使ったので
チケットをさばくのに四苦八苦して、お披露目会と
名づけた内見会を、錦糸町の稽古場で開いたんです。
ことのいきさつを見聞きしていたので、稽古場への
興味もあって、お披露目会を4月に娘と観に行ったんです。
お客さんは50人?近く?いたでしょうか?観れるスペース
いっぱいに、稽古場の壁際にパイプいすか材木を渡したいすに
座りました。
建築現場の銀色のパイプの足場が舞台装置で目の前の
ほんの1m以内にあって、(足に動かせるコロ車が仕込んでありました)
それを後方に動かして、その前で20人以上の若者が
建築現場のニッカボッカ姿で歌い踊ったのです。
狭いところで近かったので、それはすごい迫力でした。
本公演は都合2回みました。
公演が始まると、評判が評判を生んで、劇場につめかけた
お客さんももう満員御礼で入場ができませんでした。
その公演の再演が、先週の千葉の美浜文化ホールに
ついで、今週末池袋のサンシャイン劇場で行われます。
春公演で、サーカスのような空中演技をした客演の
方が(多分おめでたなのだと思いますが)降板して
同じ技を持った新しい客演の方を迎えました。
1昨日、犬飼淳治さんという役者さんが、ご自宅の近所で
大怪我をして倒れているのが発見されて、入院中で
面会謝絶だそうです。
それで、昨日急遽、犬飼さんの役を岡森諦さん(今年の
大河の風林火山にでていた方です)と茅野イサムさんと
いうベテラン(もう俳優というよりも演出家です)が
お二人で代役でやられることが発表になりました。
犬飼さんは命に別状がないそうですので、一安心ですが
お芝居は、生もので、その日が勝負なので、他の仕事にも
増して、事故が起きたときの対処が大変だと思います。
危機をばねにして一層しまったすばらしい舞台が
観れることを期待しています。
がんばれ!!扉座!!!!