こんな時は、決して目立ってはいけない。
できる限り、頭を低くするんだ。
小さな音を立てるのも厳禁だ。
身を潜めて、周りの状況を感じ取るんだ。
少しでも気になる動き、音、光などなどがあれば、それはきっと奴らが動いている証拠だ。
顔を上げたらいけないよ。
遠くから一撃されるか、機関銃で蜂の巣になるか、どちらかだ。
そんな無様な死に方は、竹槍歩兵にさせればいいさ。
オイラの災害の目的は「生き残ること」。
そして、「生き延びること」。
今の状況をよく理解して、周りの動きを先読みしながら、自分だけは死なないように動くんだ。
機会を待つ。
そのための準備をする。
それが雌伏するということさ。