ある案件について、お取引先とやり取りをしていた中で、仮にオイラがこの案件を引き受けたとしても、どう考えてもうまくいきそうな予感がしなかったので、もし先方がオイラに発注して来たとしたら、何だかんだと理由を拵えて断るつもりでいた。
それなのに、今朝になって「あの案件は無かったことに」と先方に先を越されて断られてしまった。
こちらから断るつもりだったのに先手を打たれるとは・・・。
どうにも気持ちがスッキリしない。
で、以前「面白いよ」と勧められた映画を見たのだが、これまた「あぁ、こんな人いるよ、いる、いる」というもの。
事実に基づいた事柄をストーリー化したものだそうなので、オイラが住んでいる山に囲まれた小さな町ですら「あるある感」がある。
その上、主演女優さんの腕前の良さか、ちょっとコメディータッチを醸し出しているので、目を背けたくなるような怖さでは無いのだけれど、さりとて、じっと見ていられるようなものでもなく、でも、笑っちゃうようなものでもない。
つまり、現実の「あるある」を元に、注意喚起しているような映画と思えば良いのだろうと思う。
地域のルール破りやエチケットを守らないこと、不正行為やパワハラまがいのハラスメントなんて、オイラの住む街でも良く聞く話。
だから、「みなさん、ちょっと気を配りましょうよ。みんなが身持ち良く過ごせるように他人のことも考えましょうよ。そうじゃないと酷いことになりますよ」という啓発を促す映画だと解釈すれば良いのかなと思う。
映画の終盤、主演女優さんの法廷でのキレッキレの台詞回しには感服しました。
でも、最後のオチは、怖すぎてチビリましたけど。
せっかくの三連休が雨降りになってしまって、出かける用事がキャンセルになった方はぜひ見てください。
きっと、誰かに話したくなると思いますよ。
・映画「シリアル・ママ」(主演 キャスリーン・ターナー)