ウクライナへの深刻な、一方的な侵略行為、無差別殺戮行為が始まってすでに1ヶ月が経過した。
ウクライナは、東側からはロシア、北側からがベラルーシに攻め込まれ、ミサイルを撃ち込まれ、町は壊滅状態だ。
だけれどもウクライナの国民は勇敢に自国防衛として反撃し、今のところロシア軍の侵攻を押し留めている。
でも、ロシア軍による空爆は続いている。
ウクライナ国民の国外脱出は続いている。
すでに400万人が脱出し、今後も国外へ退去する人が増えると見込まれている。
食べ物もなく、原子力発電所を乗っ取られてしまってからは電気もない。
でも、ウクライナの人たちは寒い土地で戦い続けている。
そんな「痛み」を、遠く離れた私たちは感じることしかできない。
映像から、音声から、紙面から、ネットからしか知ることができない。
でもその「痛み」ですら、感じられなくなってきている。
「まだやっているのか?」
そんな意識になってきてはいまいか。
そんな「痛み」を感じなくなっている「鈍った感覚」は、恥ずべきものだ。
もし自分たちに同じことが起きたらどう感じるか。
自分が住んでいる場所から遠いところが不法、不当に収奪され、無防備な市民が虐殺され、無垢の子供たちが嬲り殺しにされても、素知らぬふりをすることなんて、できるわけが無い。
既に北方領土はロシアに収奪され、竹島も南朝鮮に不当に侵略されている。
しかも、ロシアの馬鹿者に傅いて靴を舐め、二島を差し出した「山口県の恥」「稀代の大馬鹿者」が我が国の中におり、恥ずかしげもなく、自らの行いを反省することもなく、毎日顔を晒し、「日本にも核配備が必要だ!」と頓珍漢なことを偉そうに言っている。
今や北海道、沖縄、九州は侵攻の目標とされ、東京、大阪、横浜、神戸等、米軍基地のある都市はミサイル攻撃の対象として設定されている。
津軽海峡はロシア艦艇が頻繁に通り、宗谷海峡、沖縄近辺は中国艦船が我が物顔で通っている。
それに加えて、誤った政策による円安誘導により、日本は「大安売りの場」、世界の「草刈り場」になっている。
既に、世界の鼻つまみ者共、馬鹿者共、横暴な者共の、合法的な手法により、我が国は周辺地域から徐々に乗っ取られている。
我が国は危険と隣り合わせの中にあり、合法的に収奪される環境下にあり、しかもいつ、ウクライナのような状況に追い込まれるかわからない、ヒリヒリした状況下にある。
そんな毎日、不条理な「痛み」に耐え、自国を守るために反撃しつづける自分たちの姿が思い浮かぶだろうか。
野蛮な大馬鹿者の一方的な暴力行為、許し難い企みに対しては、耐えるしかないのだろうか。
いつか問題は解決される、自分たちには関係ない、と脳天気に構えてはいまいか。
今の世界は、一部の大馬鹿者の横暴を防ぐことすら出来ない、脆弱な、緩やかな組織体であることは明らかになった。
世界を変えよう、と言っているわけではない。
世界はどうあるべきか、そして、今、まさにウクライナで起きている暴力行為をどう止めるか。
そのための行動をするべき時が来た。
そう考えるべき時だ、と気づくべきである。
でも、一体「何をすべきなのか」がわからない。
「痛み」は耐え続けていくべきものではない。
「痛み」を耐え続けると、いつかポキリと心が折れる。
心が折れたら、人は再度立ち上がることは出来なくなる。
「痛み」は耐えるものではない。
馬鹿者の、一方的な行いは人の「痛み」を生むことを、そして「痛み」の声を上げ、他者からの共感を得、そして横暴な馬鹿者に鉄槌を下すこと、殺戮行為は自らに降りかかってくる「ブーメラン」であることを徹底的に知らしめることが必要だ。
国内に蔓延る「大馬鹿者共」「老醜を晒すバカ爺さん共」にも、お払い箱を宣告する時だ。
そんな、不具合な、不都合な、不条理な、小さなイライラが収まらない、嫌な毎日。