最近、売り出しされることの多い「若手作家」さんたち。
嫌いです。どうしても好きになれないんです。何でこんなバカなことに気が付かないのかなぁ、とも思います。
何にかって?
それは、「若手作家」達が、出版社の売らんかな主義の対象になっていることに、彼ら、彼女ら自身が気付かないこと。彼ら、彼女らの程度の低さが、どう見ても魅力ある文章を生み出しているとは思えないことに、彼ら、彼女ら自身が気付かないまま、「自分は売れている」「自分は優れている」と思わされていることです。

だってね、「若手作家」さんって、一作ヒット出したら、すぐにそれが映画になって、引き続きコミックになって、ノベライズされたものに焼直されて、売れ行きが一巡して終了って流れでしょ。大体最初の一作が出てから終わるまで2年くらいしか持たない。
その間に二作目が出せれば、引き続き「若手作家」として売り出しが継続する(映画>漫画>ノベライズを経て)んだろうけど、二作目出して生き延びている人って誰もいないでしょ。

要するに、「作家人生(笑)は2年で終了する」ことを前提に、計画的に売り出され、儲けが出るようになっているってことです。チ~ン。

それって当然。
だって、出版社側が、2年間で儲けを出せるように、計画的にプロモーション活動をしているから。だから、長く作家活動を続けることを要求してもいないし、期待してもいないから。
「若手作家」というブランドを使って、いわば「アイドル化」して、アイドル期間(2年間)だけ儲かれば良い。それが終わったら、次のアイドル(若手作家)を見つけて、優れた作家だ、ということにして、売り出だせばよい。それが今の出版社の商売のやり方だからです。

映画と漫画とノベライズ物で儲ければよい。一作目は、中身じゃなくて、話題の作り方、若手作家の見た目が重要。それで一般の人(特に頭の弱い中高生)が食いついてくるように仕掛けているだけ。出版社がお金を出して、媒体に売り出す。もちろん写真を付けて。ホントにアイドル扱いだよ。

しかも、彼ら、彼女ら自身が、自分自身がアイドル扱いされていることに気が付いていないことが問題の根深さを示している。出版社の宣伝に乗せられて、調子に乗って、「私は作家です。」なんて格好つけて、対談番組とかに出ているおバカさんたち。文章が下手なだけじゃなく、喋りもダメ過ぎ。
だから、彼ら、彼女らには全く興味が湧かない。彼ら、彼女らの出す出版物にも対談にも一つも興味が無い。だって、中身の全くない「アイドル」に、人間性とか人としての魅力なんて一つも感じないし、人間的魅力のない人に文章は書けないから。

それを作家と祭りあげて売り出そうとする出版社のやり口。いい加減にやめてほしいね。

そんなオイラが読む作家は、漱石と鴎外、それに龍之介。昭和の人なら中上健次。
何度読んでも飽きることが無い完成度。
こういう作品を生み出すことが出来る人を、オイラは作家と呼び、尊敬の対象としています。

数十年後にもファンがいる作家って、今の「若手作家」中から出ると思いますか。誰も思わないでしょ。当然です。だって、数十年後も読み継がれる完成度を持った「若手作家」なんてどこにもいないから。
人間性も才能も、著作を生み出す苦しさも何もなく、「自分は売れている」ってことに浮かれてしまって、売り出す出版社の「売れればOK」主義の対象に留まる「惨めな金儲け対象」に過ぎないから。
こういう惨めな人たちの生み出す「著作(笑)」は、、そうだなぁ、便所紙、いや紙屑以下か。
紙が固くてケツも拭けない。