大衆心理はチャートから読み解く
今回は”大衆心理”について述べてみます。
チャートが動く理由というのは、当たり前かもしれませんが(とはいえ、ほとんどの人が本質を理解していないのですが)、売る人より買う人が多ければ、値は上がりますし、逆なら下がるということだけです。それだけなんです。
だから、世界情勢が不安定だから、株価が下落する訳ではなく(←ここは重要)、理由はどうあれ単純に株を売る人が増えるから、株価が下がるという訳です。
この違いを理解することが非常に重要になります。
では、どのような時に売りたい人(もしくは買いたい人)が、発生するでしょうか。
それは、チャートが自分の想定していた動きと逆に激しく動いた時です。
早く逃げないとヤバいなと感じた人がどんどん売って(もしくは買って)逃げていきます。
簡単に言えば、一般人が逃げるところを狙ってエントリーするということが、勝つために必要なのです。
ここにトレードチャンスがある訳です。
分かりやすい大衆心理とは
最も分かりやすいのは「ローソク足のヒゲ」です。
ローソク足のヒゲは、最も簡単な大衆心理を表しているのです。
なぜなら、一度価格がその価格(高値)まで上がり、その後、下がった部分がヒゲになる訳ですから。
つまり、ヒゲが長ければ長いほど、ヤバいと感じている人が多い訳です。
そしたら、そのヤバいと感じている人が逃げ出すポイントを探してエントリーすれば良いのです。
慣れてくれば、ヒゲだけでなく実体やローソク足の流れで、色々と見えてきます。
ただし、数年単位の経験は必要です。
では、また次回。