FXで稼ぎやすいのはデイトレ?スイング?

 

スイング(数日間)とデイトレ(当日以内)の違いは色々あるのですが、その一つの違いとして「勝率」を意識する必要があると考えています。

前提としてFXの世界では、勝率=トレード成績ではありません。勝率は、リスクリワードとセットで考えなくてはいけません。

 

スイングトレードはチャートを大きな局面(値幅)で見なければいけないため、リスクリワードは、1対1~1対3位が目安ではないでしょうか。損切りのラインや利確ラインをどのように設定するかによりますが、あまりにも極端なリスクリワードを狙う場合、発生頻度が少なくなることと、勝率に偏りがでるため、比較的安定して稼ぐという視点で考えています。


一方、デイトレの場合は、勝率を下げればリスクリワードで1対5~10とかも狙いにいけます。当然、バランスの力が働くため、継続的に見れば勝率は下がりますが(利益は出せますよ)、短時間足は長時間足に比べ、テクニカルが効きにくい特性があるので、勝てる時にガッツリ勝つということが重要になります。

 

そのため、時間足が短いデイトレは、勝率を下げて(勝率3割ぐらい)でもホームラン(リスクリワード1対5~8以上)を狙いに行く方が勝ちやすいと考えています。そもそも、スプレッド(手数料)の負担がスイングよりもデイトレのが取引量に占めるコスト割合がどうしても大きくなるので、勝率重視では難しいという側面もあります。

 

テクニカルが効きにくいデイトレはスイングよりもチャートを読み解く力が必要なのは言うまでも無いのですが、取引数で稼ぐのがデイトレではないでしょうか。

 

勝率が高いけどリスクリワードが低いスイングトレード。
 

勝率が低いけどリスクリワードが高いデイトレトレード。

 

あなたはどちらを選びますか。ここは、自身の性格やライフサイクルに応じて選択してください。

 

ただ、私の経験上から言わせてもらうと、サラリーマン(兼業)にはデイトレは向いていないと考えています。

仕事から疲れて帰ってきて、チャートとにらめっこする時間が取れないでしょうから。

 

では、また次回。