FXにおける横軸(時間軸)の大切さ

 

相場において、軽視されがちなのが横軸(時間軸)の使い方です。

 

横軸を意識してチャート画面を分析したことはありますでしょうか。

 

チャートというものは、今後の価格が上がったり下がったりすることを予測することを目的に、過去チャートの分析に注力する人が多いと思います。

 

このような未来を知るには過去からという考え方は正しいと思います。
 

ですが、エントリー後の時間軸の管理ついては興味が薄い人が多いのではないでしょうか。

 

横軸に重点を置いてチャートを分析していると見えてくるのですが、通貨ペアによって、トレンド継続する期間にはある程度特徴があります。


もう少し分かりやすく言えば、上昇トレンド、下降トレンドにしても、通貨ペアごとにトレンドが継続する期間が(平均的に)収束するということです。

 

この考え方はとても重要なことで、利確にしろ損切りにしろ、価格(縦軸)の動きは、価格(縦軸)による抵抗だけでなく、時間軸(横軸)による制約も受けていることが分かります。

 

例えば、ある通貨のトレンド継続期間が30日間だとした時、その期間を超えても目標とする価格に到達していないのであれば、トレンドが反転する可能性を考慮し、途中でも決済するという判断をすることも必要なのです。

 

必ずしも横軸を手法に組み込む必要はありませんが、それでもチャートを見る時の分析するポイントの一つとして捉えることでチャートの見え方が広がることは間違いないです。

 

FXでは、通貨ペアと価格(縦軸)だけでなく、時間軸(横軸)も大切だということを意識した方が良いでしょう。

 

では、また次回。