いってみればiPadのグラフィックアプリ、
さらに言うなら、いわゆるドロー系、ベクター曲線(直線)を繋いで
絵を描画する、というアプリです。
![$iPadおすすめアプリ先行レビュー(改 ビジネス編)](https://stat.ameba.jp/user_images/20101008/12/hesatake/e4/9d/j/t02200293_0768102410789338937.jpg?caw=800)
私はイラストレーター(職種としての)ではないので
あまりちゃんとしたお絵かきはしないのですが、
ドロー系のアプリは前々から欲しいなと思っていたのですが、
ペイント系(ドットで塗るグラフィックアプリの種類)に比べ
ドロー系のアプリはあまりなく、
iDraw(結構高い)とか、あとはAdobe® Ideas 1.0 for iPad - Adobe Systems Incorporatedとかなんですが。
ドロー系の特徴としては
①拡大縮小(表示・編集とも)してもアウトラインがギザギザにならない
②いわゆるベクター曲線を操作して形を作り、その曲線内で作られた「形」の属性(色やグラデーションなど)を設定して、絵をつくる
という二点だと思うのですが、
デザインする立場としては、昔は数百dpiという解像度のものをつくっていたのに比べ
ネットだとほぼ原寸?作業なので、最近はすっかりドロー系(イラレ)の出番は減っていたのですが
(というかペイント系アプリでもドロー的な機能が増えてるのでそれで用が足りるようになったのかな)
何が言いたかっていうと、IE9などのブラウザが画像形式であるSVGをサポートし始めたので
今後ドロー系のアプリって、ニーズが増えてくるのでは?と思うのですよ。
などという能書きはいいんですが、当アプリ、機能的にはおそらくAdobe® Ideasよりもいろいろなことができると思われますので
思わず、開発者の方のブログでベータ版のテスターを募集されてたので、ご連絡してベータ版をお借り(?)したのです。
まえがき長すぎ…
で、
一応ここで紹介しても良いですかというお願いを快諾いただき(ベータ前提で、カンタンな機能紹介でという前提条件をこちらから提示させてもらったのですが)
なにしろまだ本格的にこちらで絵を書いていませんので、スクリーンショットはあとから差し替えるかもしれません。
(あとで真面目に絵を描こうと思います)
ではやっと、アプリの機能概要紹介。
![$iPadおすすめアプリ先行レビュー(改 ビジネス編)](https://stat.ameba.jp/user_images/20101008/12/hesatake/42/a9/j/t02200293_0768102410789338938.jpg?caw=800)
特筆すべきはこの多機能。エレメントを選択した状態でポップアップする「編集?」メニューがこんな感じ。
複数エレメントの選択も対応しているので、「整列」的なこともできます。
![$iPadおすすめアプリ先行レビュー(改 ビジネス編)](https://stat.ameba.jp/user_images/20101008/12/hesatake/ed/ce/j/t02200293_0768102410789338939.jpg?caw=800)
エレメントの属性はこういう感じで。
塗りの透過度、線の太さなど。色はカラーテーブルから選択もできます。
面にはグラデーションも設定可能。
![$iPadおすすめアプリ先行レビュー(改 ビジネス編)](https://stat.ameba.jp/user_images/20101008/12/hesatake/10/87/j/t02200293_0768102410789338944.jpg?caw=800)
写真ライブラリから写真を読めますから、それを下絵にして絵をかくことも、
写真と組み合わせ一枚のビジュアルを作る、というのもできますね。
![$iPadおすすめアプリ先行レビュー(改 ビジネス編)](https://stat.ameba.jp/user_images/20101008/12/hesatake/65/4d/j/t02200293_0768102410789338943.jpg?caw=800)
適当に描いたエレメントと、デフォルトで用意されている矩形を散りばめた感じ。
こういうテイストは、ペイント系では描きにくいし、後編集しにくいですよね。
![$iPadおすすめアプリ先行レビュー(改 ビジネス編)](https://stat.ameba.jp/user_images/20101008/14/hesatake/92/99/j/t02200293_0768102410789431729.jpg?caw=800)
で、ドロー系の最も特徴的なベクター曲線の編集はこんな感じです。
出来上がった書き出しはJPG,PNG,PDF,SVGということなのでおそらくイラレ及びイラレ準拠のドローソフトとの互換性はある程度ありそうです。
ということで、neu.Notes - neu.Pen LLCや、neu.KidsDraw - neu.Pen LLC(これ、Kidpixを思い出す素敵な子供用お絵描きアプリだと思います。音が出ないのが残念!)、あるいはPhoto Share - Upload & Share Photos - UnitConvertrなどをリリースされているSatoshiさんの新たなチャレンジが
公開されるのを心待ちにしております。
また、このエントリー読んで一人でもこのアプリに興味を持っていただければ幸いかと。