前回、レタスとニンジンを餌として食べてくれることが分かった我が家のサトクダマキモドキの幼体達。
順調に食べ、さらに体も大きくなって居たのでそろそろ終齢かと思っていました。

今朝、餌の交換をしに行ったら
なんと、3匹中、1匹が成虫になりました。

 
良かった。良かった。
小さな飼育箱の中で、育ってちゃんと成虫まで到達してくれると
とても嬉しいですね
 
こちらは終齢。あともう少しです

 

情報もなく、手探りの幼体からの飼育でしたが
一般的なキリギリスやバッタの餌である
レタスやニンジンと言った野菜類で問題なく育つということが
分かりました。
人間が美味しく食べるものは、昆虫にとっても美味しい食べ物なのですね

さて、この成虫ですが、3匹無事揃ったところで自然に返します。
繁殖はさせません。
なぜかというと、昨年の秋、捕獲した成虫を飼育して産卵までさせたのですが
今年孵化させることができませんでした。
このサトクダマキモドキは、若い木の枝を削ってその中に産卵します。
恐らく生きている木の枝の中で、ある程度水分がある場所でないと
卵が死んでしまうのでしょうね
枝を切ってしまうと、中が乾いてしまい駄目なのでしょう
幼体、成虫の飼育は容易ですが、人工的な繁殖は難しいと思われますね

昨年のサトクダマキモドキには申し訳なかったのですが
お仲間は、成虫まで外敵から保護し育てたので
これでなんとかお許しくださいね。



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