南アフリカの旅行の最初に、ビクトリアの滝を地上から観光しましたが
今回はヘリコプターで空からも見ましたのでその様子です。
ヘリコプターは小高い丘の上から出発して滝の上空を
ぐるりと回っての観光します。
(ヘリコプターの発着場所)
(ヘリコプターの発進)
(ヘリコプターの計器)
(ヘリよりザンベジ川の上流側を見た景色)
(ヘリは上流側から滝〈水煙の上がっている所〉に近づきます)
(川の右岸から見た滝の様子)
滝から落ちた水は狭い渓谷に沿って画面の上の方に流れ、
直ぐ折れ曲がってに右斜め下の渓谷を流れていきます。
(滝を下流側から見た写真)
(滝の左岸側)
水量の多い時は、左岸側の崖部分も滝になって、さらに迫力が増します。
写真からわかるように、川はすぐに折れ曲がって渓谷を左に流れていきます。
中央左下に見える橋はザンビアとジンバブエを結ぶビクトリア・フォールズ大橋。
(左岸側から見た滝)
(上から見た滝→水煙がすごい)
(下流側から見た滝→迫力がある)
我々が行った11月は水量が少ない時期で、また最近新聞に出ていましたが
現在、この地区は水不足で農作物の不作が問題になっていて
滝の水量も特に少なかった様でした。
私の滝のイメージは高い崖から大量の水が流れ落ち、
その前面は開けているようなイメージでしたが
写真からもわかるように、この滝は狭い渓谷の中に流れ落ち、その後の川の流れも、
平行に近いくらいにジグザグ流れているという特徴があります。(下の地図参照)
(下図のブルーの線が現在の滝の位置で段々後退している、
、川の流れはジグザグで昔の滝の跡-→地図はネットからの借用)
この地形の理由をネットで調べてみましたが、
(以下:筑波大学変成岩研究グループの報告書「ビクトリアの滝の地形と地質」等より推定)
約1億年前に、ゴンドアナ大陸(アフリカ、南米、インド、オーストラリア等の元だった大陸)が
分裂を始め、それにともない、アフリカ南部では地下からのマントルの流れが地表に上がってきて
それが冷えるに伴って出来る割れ目(冷却面に直交して出来やすい)の発達が著しく、
層状になった割れ目を侵食して滝が形成されたと思はれます。
今回の旅行報告は次回までで終わります。
ひろよし