※※ この本を読んで一言 ※※
最後の最後まで相変わらずの様式美で、安心して読めました。
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東川篤哉さんの「魔法使いシリーズ」もこれが最終巻ということで、そう思うと一抹の寂しさがあります。
「さらば愛しき魔法使い」を読み終わった後、最終巻はしばらく後に読もうと思ってましたが、すぐに読みたくなりました（汗）。
最終巻と言っても今までと何ら変わることなく、平常心で読めました。
最初の短編の「魔法使いと幻の最終回」では、市役所に婚姻届けを出す聡介のクズっぷりにイラっとしましたが（笑）。
ところで前巻のラストでマリィは雑誌「マー」に写真を撮られてそのせいで、一時期姿を消していましたが、この巻では「マー」絡みは出てこなかったのは、私としてはよかったです。
マリィが追われると話が事件から逸れてしまい様式美が崩れてしまいます・・という以前に追われている話は面白くないですからね。
ラストで無事結婚して、オチもついたいい終わり方だったと思います。
（個人的評価）
面白さ ☆☆☆
ストーリー ☆☆
様式美 ☆☆☆☆
大団円 ☆☆☆☆