感性フォーラムの受講生有志が１００回記念にサプライズパーティーを開いてくれました。
研修を終えてみると、打ち合わせをしたいと呼び出しが・・・。
実は研修中に家内が誕生日を向え、この日は家内の友人も来て誕生パーティーをやり始めたところでした。２人が迎えに来て、「打ち合わせなら家に来いよ！」と言った所、「どうしても来てくれ！」と言うので、
渋々出かけました。
六甲道のレストランに行ってみると、研修の受講生有志が集まってくれていました。
迎えに来てくれた人は、私が、「打ち合わせするなら家まで来いよ！」と大変機嫌が悪かったので、冷や汗ものだったそうです。
ラグビーの現役を退き、３７歳で教育の道を志し１５年余り。ラグビーで体験させてもらった湧き上がる感動を伝えようと、行動科学や禅、東洋哲学等を学び、「感性フォーラム」を立ち上げて続けてきました。
この１５年間本当にあっという間でした。受講生と向き合う中で、毎回毎回葛藤しながらも本気でぶつかり合い、みんなの感性を揺さぶり、共に涙を流してきました。
１００回目にして思ったのは、やっぱり私は、人の魂から湧き上がってくる涙が好きで、人間が大好きなんだと言うことです。だからこの研修を続けてきましたが、毎回毎回葛藤で、また１からだな・・そんなことを思いながら研修を終えたところでした。
実はすでに、感性フォーラムの１００回記念集会を、７月１日にホテルニューオータニ大阪で企画しています。私がお世話になった、行徳哲男先生や山口良治先生にも来て頂ける予定です。そんなこともあって本当にサプライズなパーティーでした。花束と、みんなの寄せ書きをもらいました。
改めて現役引退後の１５年間を振り返ると、遅々たる歩みではありましたが、私のやりたいことを続けてきました。行き詰まりやどうしようもない葛藤もありましたが、それら一つ一つも私にとって大切なものであったように思います。最近になってやっといい仕事をさせてもらっているなーと思えるようになって来ました。
教育の道に入る時ある方に「遠き道を素なる心で」と言う言葉を頂きました。受講生の皆さんが感性フォーラムとの出会いによって、より人として素敵になってくれる、より人生を良くしてくれることが私の願いであり、エネルギーです。やりたいことをやっている、やらせてもらっている事に感謝しながら、またこの道を歩いて行きたいと思っています。