高校ラグビーは東福岡の優勝で幕を閉じました。

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27日の開会式から、ずいぶん花園ラグビー場に通いました。

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この日は第3グラウンドで行われた萩商工と東京の解説をしました。萩商工には約10年前、講演に行った時に指導したことがあります。それから10年連続の出場です。東京はシャローディフェンスが強く、フォワードの強力なチームです。熱戦を繰り広げましたが、東京が強いフォワードを生かして勝ち上がりました

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写真は第3グラウンドの最終戦、光泉工業に敗れた日川です。取ったり取られたりのまったく同じ得点パターンでしたが最後のゴールが外れ2点差で敗れました。生徒達の涙と梶原監督の真一文字の口元が印象的でした。

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29日は中学ラグビーを見に行きました。私よりも背が高く大きな子や足の速い子など、素晴らしい素質の少年たちがいました。大きくなったら同志社でラグビーをやってほしいものです。日本協会普及・競技力向上委員会の上野委員長、山本副委員長、九州協会の森内委員長、関西協会の永坂委員長やミニの北畑委員長達と少年ラグビー、ヒーローズカップの将来像について話すことも出来ました。

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30日は黒沢尻工業対札幌山の手の試合を解説しました。写真は私の前の試合の解説の砂村さんとゲストの大西さんです。黒沢尻工業は震災の被害を受けた宮古高校(NPOとしても亡くなった友人兼平の母校に義援金を送りました)もグラウンド復旧や、仙台育英高校の支援を行ったようです。そんな体験が選手達を一回り大きくしてくれるのでしょう。

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神鋼グラウンドで練習している東福岡高校にもお邪魔しました。コーチの川内鉄心さんに少年ラグビーの件で話をしに行ったのですが、チームはパスやあたりの練習をしていました。常に相手を意識したパス練習は、実践的で効率的でした。

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7日の決勝を戦った東福岡の谷崎監督、東海大仰星の土井監督には、一昨年の菅平チャリティーイベントの時にお越し頂き、パネルディスカッションをやっていただきました。谷崎監督がコーチングの話をし、答えを用意せずに選手に考えさせると言うお話をされたことをよく覚えています。やはり主体的になって、内から燃えるものがなくてはダメですよね。

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試合はディフェンスからの得点で前半リードした東福岡がそのまま逃げ切りました。東海大仰星も懸命に攻めましたが追いつきませんでした。
終了後崩れ落ちた仰星の選手達を今までで一番伸びたチームだと土井監督はコメントしていました。その後のライバルをたたえ合う姿と、静かに表彰式を終え、式典の後でチームに帰ってから喜びを爆発させた東福岡の姿も印象的でした。

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試合後解説をしていた大畑さん、大八木さんと写真を取りました。

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真ん中は本邦初公開、娘の愛華です。