【2023/8】ベトナム(サイゴン~ムイネ―)旅行記 vol.1 | 旅人Toshiの徒然独り言。

【2023/8】ベトナム(サイゴン~ムイネ―)旅行記 vol.1

■プロローグ 

 

4~5月のゴールデンウィークでタイ(クッド島/チャーン島)に行ったばかりだったで、夏休みはおとなしく日本でソロキャンプ旅でもしようかなと思っていたが、コロナ禍で溜め込んだANAのマイレージがまだアジア往復ぐらいは余っていたので、ダメ元で飛べる場所にキャンセル待ちを入れてみた。

本当はバリ島(正確に言えばロンボク島の沖にあるギリ・アイル島)に行きたかったが、直前のキャンセル待ちでデンパサールはさすがに取れず、なんとか取れたのがホーチミン・シティ(サイゴン)だった。

思えばコロナ・パンデミックが始まる前の最後の海外旅行が2019年8月のベトナム旅行(その後、仕事でロンドン出張には行ったけど)で、丸4年ぶりの訪越となる。

という、ただの思いつきと衝動でエアチケットを取っただけなので、もちろん計画も目的もない。(まぁ、GWのタイ旅行もそうゆう旅だったんだけどw)

また、取れたチケットが6泊7日と一週間しかなく、また往路:21:25着/復路:7:00発ということで、実質中5日の短期旅行なので、ここはあまり遠出はせず、学生時代想い出の地・サイゴンでダラダラすることにした。

前回2019年の旅(過去ブログ参照)では同じような短期だったが、昔乗り過ごして乗ることができなかったサイゴン~ダナンの鉄道路線をリベンジするのが目的だったので、結構忙しく寝台列車で移動がメインの旅だったこともり、今回はゆるりベトナム旅。

せっかくの夏(日本は)だし、ちょっとだけビーチに行ってみようと思い、「フーコック島」も考えたが、この時期は雨季なので、比較的天気が落ち着いている西側で近場で「ムイネ―(ファンティエット)」に間2泊だけ行ってみることにした。昔はバスで5~6時間かかったらしいが、ここ1年ぐらいで高速道路が整備されて今や3.5~4時間ほどで行けるようになったということで、それなら下手に「ブンタウ」などの混み合うようなビーチに行くよりもちょっと足を延ばしてムイネ―にした。

 

 

■スケジュール(7日間)

 

Day_1:東京 ~ サイゴン

Day_2:サイゴン

Day_3:サイゴン ~ ムイネ―

Day_4:ムイネ―

Day_5:ムイネ― ~ サイゴン

Day_6:サイゴン

Day_7:サイゴン ~ 東京 

 

■8月12日(土) Day_1 

 

東京は翌日から台風予想ということで、自転車、植木鉢やゴミ収納BOXなど家の屋外に出ているものの台風対策をして羽田空港へ向かう。

15時に羽田空港到着。2時間前に空港に着くとは優秀過ぎる。

せっかくなのでラウンジで出国祝の一人祝賀会。

1時間弱でビール2杯、ジンソーダ2杯、ウィスキーロックで1杯、、、ちょっとやり過ぎた。

定刻通り16:40Bording、ほろ酔いの中、ホーチミン行きのANA便に乗り込む。

 

 

 

 

飛行機内では映画一本(『湯道』)を見て、友達が進められた西村賢太の『苦役列車』を読む。

定刻より40分ほど早く、20:45ぐらいにホーチミン・タンソンニャット空港に到着。

ただ、ここからが長かった。。。

出国手続きの大行列、こんな時間になぜここまで混むんだと疑いたくなるが、2000年前後のまだ社会主義体制が色濃く残るベトナムを知っている僕にとってはこんな扱いは何でもない。昔は鉄道やバスの予約やチケットを取るのに半日~1日仕事は当たり前で、そのうえ外国人料金を上乗せされる(制度上、合法的に外国人専用料金があったし、もっと前はツーリスト専用通貨(兌換券)でしか物が買えなかった時代)ような国である。お役人さんたちがチンタラ仕事していても、大行列を目の前に職員同士で笑いながらスマホ見てても何も感じない。

結局入管審査でたっぷり1.5時間待たされて、ようやく空港の外へ。

 

本当はNo.109の公共バスでァングーラオstのバスターミナルまで行けるのだが、さすがにこの時間だと公共バスの事務所も閉まっていて、他に公共交通機関もないので仕方なく相乗りのタクシーでファングーラオst.へ向かう(VND150k:900円)。市街地に近づくと、土曜の夜だけあって結構な渋滞が発生していて、普通にバイクタクシーで行けば20~30分でつくところ結構時間がかかって、面倒なので途中で降ろしてもらって最後10分ぐらい歩いて、23時ぐらいにデタム到着。

4年前に利用した宿もなかなか良かったのでそこに泊まろうと思ったが、日本で予約しようとしたところ、なくなっていた。やはりコロナの影響か・・・

よって、Agodaで適当に探したデタムSt.に近い宿を予約し、その『The Noble Swan Wood』(Executive Double with teracce:3600円/泊)というホテルにチェックイン。

この辺りは1階は”ピンク系”マッサージ店が軒を連ねているが、適当に「あとでね」「たぶん明日行くよ」とか「あのホテルに泊まってるんだ」とか言いながら愛想笑いをして顔を憶えてもらう。ここに2泊するわけだから、この目の前の道を何度も通らなければならないが毎回毎回営業をかけられても困るので、最初から「変な日本人のおっさんがあのホテルにいる」と認識してもらった方が色々楽なのだ。

部屋に荷物を置き、身軽な服に着替えて飲みに出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今のサイゴンのブイ・ヴィエンst.はバンコクのカオサンrdのようにBarやClub、レストランなどが立ち並び、深夜この時間になっても人で溢れている。というか、この時間が最も人が多いコアタイムと言っていい。

Clubの前にはお立ち台があって、そこで若いおねーちゃんがセクシーなダンスで客の目を引き、それと同時に強引な客引きが押し寄せてくる。こう書くと、ピンク街のように感じる人もいるが、このWaking streetは案外そこまで露骨なお店はなく、男性客だけでなく女性客も結構普通に多い。日本でいえば六本木のようなイメージで「外国人がよく遊んでる大人の街」という感じで地元の若者同士が遊ぶにも使われているようだ。外国人旅行客と現地の若者もいて昔のような外国人御用達の街ではなく、そのあたりもカオサンrdに似ている。

慣れない人にとっては苦痛だろうが、僕なんかはこうゆう雑多な雰囲気は嫌いじゃない。

軽く一杯飲んで、帰りにビールと屋台のゴイクン(生春巻:VND15k)とバインミー(フランスパンサンド:VND30k)を買って、1:00過ぎにホテルに戻って飲みなおす。