【2019年5月】「カンボジアの秘境・ロン島(カンボジア)」の旅行情報
テーマ: └ 雑記旅行好きの皆さん、カンボジアといえば言わずと知れた一大観光スポット「アンコール・ワット」が有名ですが、ここに「東南アジア最後の秘境」(私が学生時代にはパンガン島、ピピ島ななんかがそう言われた時期もあったけど・・・)と呼ばれるリゾート地があるのをご存じですか?
日本でもここ数年、TVの旅行番組(旅猿とかさま~ずさんのやつ)でも取り上げられ、徐々に知名度を上げてきて、少しは名が知れるようになりつつありますが、まだまだマイナーで、正直今回(2019年5月)、カンボジア~ベトナム旅行を企画した時に、「地球の歩き方」「Lonely Planet」などのガイドブックやネットでも一通り事前情報をチェックしたものの、やはり全然情報が少ない(特に日本語)!!
そこで、これからロン島への旅を検討しているバックパッカー向けに、海外サイトや自分の経験をもとに少しだけでもお役に立てればと思い、旅情報を記載したいと思います。
ちなみにロン島は、「コ・ロン(Koh Rong)」と、「コ・ロンサレム(Koh Rong Sanloem)」の二つの島の総称として使われることもあり、私が今回訪れたのはコ・ロンの方で一般的にはロンサレムよりも人が多く、いわゆる「パーティー・アイランド」という位置づけだけど、今はどちらにもパーティースポットはあるのでどちらの島を選ぶというより、島のどこのエリアに滞在するかによって、大きく印象が異なると思う。よって、先ずは自分の旅のテーマやスタイルに合わせて滞在エリアを決めていくのが良いと思います。
(もちろん、長期旅行者であれば、たぶんどこかで沈没しそう)
そんなことを踏まえて、以下私の情報共有です。
■滞在エリア(宿泊先)
(ハイシーズンは分からないけど、)トゥイ・ビーチであれば、ゲストハウスやエコノミーホテルは軒を並べて存在するので予約無しでもいける。宿選びの手間を省きたい方はネット予約が無難。せっかくなのでビーチフロントのハンモック付きとかがオススメ!支払いは基本的に現金のみ。
〇トゥイ・ビーチ(“Koh Touch Beach”)
ロン島のMain Pierであり、シアヌークビルやロンサレムからのフェリーの玄関口。Pierを出ると、すぐに有名なビーチフロントクラブである「CoCo Restaurant&Bar」が見える。そこから南北両側にホテルやゲストハウス、商店が密集しており、ビーチフロントのメインストリートには欧米人が好きそうなBarやReaturantなどが立ち並ぶ所謂夜遊びスポット。シアヌークビル含めこの島全体について言えるが、観光客のほとんどが欧米人の若者で、中国人はファミリー層、若者ともに多い。日本人はほとんどいない。夜、クラブで踊ってても全然見なかった。
メインビーチだけに宿泊先、レストラン、売店、薬局、ツアー会社、両替店、ダイビングショップなど全て揃ってる。(但し、ロン島には2019年5月現在ATMはありません。また、クレジットカード等のキャッシュレス決済が利用できる店もほぼ無いです。島での必要な滞在費は必ずシアヌークビルを出る前に現金で用意しておきましょう)
とりあえず、秘境感よりも利便性と夜遊びを求めるならここで間違いないです。夜のビーチフロントは多様なジャンルのBarやClubが夜更けまで大音量でパーティーしてます。(パンガン島程じゃないけど、ボラカイ島やギリ・トラワンガン島に似た感じ。大好きです!)
ただ、フェリーの往来が多く、ビーチ自体はあまり綺麗ではないので海をメインに来る人は別のビーチをおすすめします。ここにしか滞在しない人も一度は透明度の高い別のビーチまで足を延ばすか、アイランドホッピングなどのアクティビティに参加することをおススメします。
(トゥイビーチのPier正面)
(トゥイビーチのメインストリート)
(トゥイビーチのメインストリート)
(ナイトスポットのPlice Beach沿い)
(夕暮れのトゥイビーチ)
【High Land Beach Bungalow】
W-bed Room with Trrace・・・$15/泊
https://www.booking.com/hotel/kh/high-land-beach-bungalow.ja.html
〇ソクサン・ビレッジ(“Sok-san Village”)
トゥイ・ビーチとは島の逆サイドの西側にある漁村。十数軒ぐらいのゲストハウスとエコノミーホテルがあるぐらいなので、ツアー客などは皆無でのんびりしたい一人旅、カップルにはおすすめ。また、村内の海は少し透明度に欠けるが、散歩していると滝があったり、家畜がいたり村の素朴な生活が垣間見れるので旅好きにはたまらない。個人商店やレストラン(だいたいゲストハウスやバンガロー併設)も数軒あるのでのんびりする生活には困らない。
また、ここからビーチ沿いに20~30分ぐらい歩くと、このロン島でも屈指の規模と透明度を誇るLong Beachの北の端に辿り着きます。海外TV番組(“Survivor”)のロケ地でも有名になった「Sok-san Beah Resort」があり、ここの辺りの海はとても綺麗です。ビーチ沿いに歩けばカフェやレストランも点在しているので、適当に良さげなところに入って、飲み物頼んでパラソルとビーチチェアーに居座れば一日中ボーっとできます。
(バンガローのハンモックより)
(ソクサン村のSunset)
(ソクサンPier。日に数回だけフェリーが立ち寄る)
【Angkor Chom】
Sea view Bungalow・・・$30/泊
https://www.booking.com/hotel/kh/angkor-chom.ja.html
■アクセス
〇シェムリアップ ➡ シアヌークビル
・夜行寝台バス(Birak)、カーテン仕切り個室:$20
・所要:約9時間(一般的には10~11時間らしい)
・21:00シェムリアップ発~翌5:30シアヌークビル着。
※シアヌークのバスターミナルからPierまではバイクタクシーで$2~3ぐらい
〇シアヌークビル ➡ ロン島(トゥイ・ビーチ)
- フェリー(Buva sea):Return$22(One way$12)
- 所要:1~1.5時間
- フェリー会社は数社あるけど、会社によって本数や行先が違うので要チェック。特に帰りの時間に制約がある人は戻りのフェリーの出発時間を考えて会社を選ぶこと。トゥイ・ビーチ(ロン島)、サラセン・ベイ(ロンサレム島)は少なくとも1~2時間毎。
(シアヌークビルのPier)
■島内移動
一部のブログやサイトでは唯一の島内移動はBoat Taxi(交渉制)となっていたが、現在では滞在エリアが多い島南部はある程度の陸路移動は可。
島全体がほぼ未舗装で、Up-downの厳しいオフロードなので。また、道の状況とシーズン次第ではピックアップトラックも通れるが、バイクでないと走れない道も多い。
Boat Taxiの方が時間も気にせず楽ではあるが、数人が集まるまで待つか、チャーターなので料金が高め。
〇トゥイ・ビーチ ➡ ソクサン・ビレッジ
- Boat Taxi:$5/人(ボートから乗り換えあり)
- 所要:1~1.5時間
- Pierのツアー会社で購入可。但し、運航スケジュールは不規則でシーズンによる。各ビーチに2~3時間に一本ぐらい?ルートはいくつかあるらしいが、僕の場合、Koh TouchからVietnamiese BeachまでBoatで約20分、そこからピックアップ・トラックに乗り換えてCoconuts Beachなどいくつかの滞在エリアを経由しながら約40分。計1時間。トラックの天井に頭をぶつけないように注意。雨季は水没、泥沼化して通行不可になりそうなポイントが点在。時間と予算次第では金払ってBoat taxiをチャーター交渉で!(トゥイ~ソクサンだと$20~30と言われた)
〇ソクサン・ビレッジ ➡ トゥイ・ビーチ
- Bike Taxi:$10(交渉次第)
- 所要:約45分(雨季は通行不可)
- バイクの二人乗りでLong Beachを経て南周りでトゥイビーチまでUp-downの厳しいオフロードで悪路。ちゃんと掴まってない振り落とされる。僕の場合、バイクが走れず途中2~3回バイク降りて歩いた。
■アクティビティ
アイランド・ホッピング、シュノーケリング、ダイビング、サーフィン、海ホタルツアー、ジャングルツアーなど多数あり。
【Koh Rong Diving Center】
https://www.kohrongdivecenter.com/
- ファンダイブ2本(Boat Entry incl. Lunch):$80(米ドル現金のみ)
- ロンサレム島周辺のダイビングスポット
- ロン島にはトゥイ・ビーチにしか事務所がないので、別ビーチに滞在する場合は自力で移動手段を確保する必要あり
■予算
全体的にプノンペンやシェムリアップよりやや高めかな。
宿泊費はピンキリ。安いゲストハウスなら、ドミトリー$5~、シングル$10~、バンガローで$20~ぐらいが相場。シーズンによる。
食事はゲストハウス併設のレストランやビーチの屋台の相場で1品$3~5ぐらい、ビール$1~1.5、カクテル$2~。安く済ませたいならヌンパン(フランスパンのサンドウィッチ。ベトナムでいうバインミー)Halfで$1~1.5でも十分OK。
■役立った海外サイト
https://www.movetocambodia.com/island-guides/koh-rong/
https://www.visitkohrong.com/koh-rong-beaches/