重源上人が徳地町三谷の奥の柚山で、用材伐採のため加持祈祷したとき、袈裟を脱いでかたわらの岩にかけたところ、その岩に袈裟の紋がついたという。のち、里人はこの岩を「袈裟岩様」といって祀り、種々の願をかけるとたちところに霊験はあらたかといい伝えられている。

 

 獣岩をあとに袈裟岩堂を目指します。桃源郷のような集落を抜けます。車で進んで大丈夫?と心配しつつ林道梶畑線に入ります。鬱蒼としたスギ林に入りやがて右手に建物が見えたので空き地に車を停めます。この石段を上がっていきます。

 

スギの大木が生い茂っています。

 

袈裟岩堂です。お堂の中に袈裟岩がありますが紋様はわかりませんでした。

 

ここには石組みで作った石風呂がありました。

 

(2024-04-14)