岸見屋でお昼したあと袈裟岩堂へ向けて移動します。

 

石垣がきれいに積まれた狭い県道を鹿野方面に向かいます。

三谷小学校の跡地です。カーナビにある商店もありません。

寂しいですね。

 

暗い杉林を進むと看板あります。ここを左折します。

この道を走るのは高鉢山に登って以来15年ぶりかな。

 

走る車が少ないので道路上には所々に杉の枝があります。運転には十分注意(^-^;

 

林道が分岐する三叉路近くに「獣岩の由来」なる看板があります。

 

右下に見える高さ4m余り、横幅10m余の大岩は「けもの岩」「拝み岩」「畜生岩」「百獣岩」と呼ばれている。

 

 『防長風土注進案』には、「この岩にはいろんな獣の足跡がある。重源上人が材木を出す時、もろもろの獣が出てきてこの岩の上に伏した跡といわれている」とある。

 

 また、文治二年(1186)に重源上人が長さ30m、口径1.5mの巨木を引くのに「ロクロ」を使って動かした技術が里人だけでなく「けもの」までが敬服するほどのものであったと誇張された話であるという。

 

 岩がある場所は樹木が生い茂ってなにも見えません。

困ったな・・・。ヤブの斜面を下っていきました。

 

 倒木を乗り越えて標高差20m下ると谷に出ます。倒木が多く、岩が見当たりません。周辺を探すこと5分大きな岩を発見しました。

 

 頑張って岩を発見したものの、岩の上にはスギの葉が積もっているので足跡といわれるものは確認できませんでした。

 

(2024-04-14)