技術士試験に合格する技術 -10ページ目

技術士試験に合格する技術

技術士試験に合格するためのノウハウを発信します。

技術士二次試験の筆記試験の論文に
合格するための条件を
私は次のように思っています。

1.正しい日本語で最後まで読めること
2.求められている答であること
3.求められている順番で答えていること
4.ハッキリ具体的にイメージできること
5.技術士としての思考の流れがわかること
6.内容が正しいこと
7.専門的に詳しく書いてあること
8.論文用紙の8割を時間内に埋めること
9.手が勝手に頭にある答を書いてくれること

まず、1.正しい日本語で最後まで読めること
についてお話ししましょう。

伝わる20131016 

私たちは普段日本語で話したり、書いたりしているのに
いざ論文を書くとなると書けなくなるんです。

それは、普段使っている日本語、
口語と言っていいかもしれませんが、
すごくあいまいなのです。

例えば主語が抜けていたり、主語と述語が
合致していないことなどよくあります。

それから、自分だけしかわからない内容を
書いてしまうこともあります。

私も現場監督時代に
「そこ!もうちょっと、バイブレータ、突っ込めよ」
「そこも時間が短いよ。もっと長く!」
「大体そんな感じで、ここ、ちょっと掘ってみて」
などとその場で指示することがありました。

これをちゃんと文章にするのは
とても難しいですよね。

バイブレータを突っ込む箇所はどこなのか?
平面的に断面的に書かないと
試験官には伝わりません。

平面的に理解してもらうためには、
全体像を伝えないとどこの場所かわかりません。

最初に論文を書くときにつまずくところです。
自分はわかっているので、
自分だけしかわからないことを
当然試験官も知っているように書いてしまうのです。

・・・というより、試験官が何がわからないか
ということがわからないのです。

そして、ものすごく詳しく書き出すのです。
現状や状況説明に3枚中1枚を使ってしまう人もいます。

もちろん論文用紙の制限枚数が決まっているので、
本番でそんなことを書いていたら
求められている答えを書くマス目がなくなってしまいます。

試験官に伝わる論文を書くためには訓練が必要です。
効率的に、短い時間で伝わる論文を
書けるようになるためには、実際に論文を書いてみて
少しずつ修正していくしかありません。

同じ問題文でも、論文の答えは書く人によって違います。
接続詞一つ違ったり、書く順番が違うだけで、
試験官への伝わり方が違うのです。

自分は分かって書いているので、
試験官に伝わらないとは思えないのです。

誰かに見てもらうことが一番確実で早いですね。

ぼくは二次試験に10回失敗したと言っています。

実際は、・・・何度不合格になったかわかりません。



加速


平成4年に最初に受験したことは間違いありません。

そして平成16年度に施工計画、施工設備及び積算、

平成17年度トンネルで合格しました。


この平成4年から平成15年度の間は

受験したとしても確実に不合格でした。


何度かは受験料を収めたのに

受験しませんでしたねぇ。


平成7年と平成8年にAという講座、

平成12年にBという講座に申し込んで、

あまりの添削のひどさに止めたのを

覚えていますが、受験はしました。


Aも書いてある意味が分からずに

ひどかったけど、B講座は特にひどかった。


B講座では受講料22万円も出したのに

1回目の添削論文が1か月しても返ってこない。


電話してやっと帰ってきた論文には、

「今回はなかなか良い論文で、指摘するところがありませんでした。」

と1行書いてあっただけでした(笑)。


今では(笑)ですが、その時には(激怒)と(落胆)でした。

なんか力が抜けたのを覚えています。


でも「なにくそ」と思って自分で勉強して受験しました。

その時の気持ちなどをちゃんと記録して

おけばよかったと今でも思います。


ぼくの勤めていた会社は、自分で指導者を探して

頼むということになっていました。


周りの技術士の上司に頼むのですが、

忙しく仕事をしているので、すごーく頼みにくいのです。


そして現場勤務なのでほとんど

技術士の上司などいません。


同じ会社に勤めてるとはいえ、あまりよく

知らない人に添削は頼みにくいですよね。


そこで講座を探してきて自腹で受講したのです。


いろいろ痛い目に合っていたにもかかわらず

平成16年度はまた講座を探しました。

それだけ技術士になりたかったのです。


もし、A講座がまともな講座で、ぼくも真面目に

勉強をして運よく合格していたら、

たぶんそれはそれで幸せになっていたと思います。

合格していれば会社を辞めることもなかったでしょう。


今は、幸せです。


技術士塾で二次試験を指導して、

合格するととても喜んでもらえる!

こんなうれしいことはありません。


自分のやったことに対して直接感謝してもらい、

生活も成り立ち、通勤時間は5秒です(笑)。


受験には何度も挫折しましたが、

そのことが今とても役に立っています。


1,2回で合格した指導者には、何度も

失敗している受験者の気持ちが本当は分かりません。


例えば、国交白書を中心に勉強すれば

択一は突破できるといいます。


普通の受験者にとって国交白書を通読する

ということがとても大変だということがわからないのです。


国交白書の要約版を販売して、勉強しろといいますが、

それでも80ページとか100ページぐらいあったりします。


これを読むことが大変で、

すぐに挫折することがわかなないのです。


「国交白書を読むのって大変ですぐに挫折する」というと

「なんで?」と言うんです。


普通の受験者が「何が大変なのか」

「何が分からないのか」がわからないからです。


人間は自分が失敗しないと

他の人が失敗してもよく分からないのですね。


自分の失敗はインパクトがあるので、潜在意識の中に

刻み込まれているのでしょう。


受講者の話しを聞くと失敗していることがわかるので、

失敗していることをやらないようにしてもらうのです。


ぼくは「ブレーキを外す」といいます。

受験者はみんなアクセルを踏んでいます。

そして同時にブレーキも踏んでいるのですね。


1回で合格した人はこのアクセルとブレーキを

同時に踏むことが理解できないし、

ブレークを外す方法がわからないのです。


技術士を受験しようとしている方は誰でも

合格できる性能の車に乗っています。


でもアクセルとブレーキを同時に踏んでいるので

自分が思っているようにスピードがあがらないし、

時間がたっても距離が伸びないのです。


合格するにはこのブレーキを外すことが

第一番の条件なのです。


ぼくもブレーキを外しただけで合格しました。

技術士塾の受講者もブレーキを外して

グングンスピードがあがり合格しているのです。


あなたはどんなことでブレーキを踏み、

あせってアクセルを踏んでいるのでしょうか?


私は、技術士二次試験を受けるまで
論文などというものを書いたことが
ありませんでした。

論文を書く20131015 

私だけでなく、技術士塾の講座を
受講するほとんどの人も同じです。

そして、土木学会や土質学会などの
論文もほとんど読んだことがないのです。

論文を書いたり読んだりするのは
大学や大学院以来だということです。

技術士論文は、とても短い論文です。
一番長い論文で、
600字×3枚=1800字です。

土木学会の論文でいえば、
1ページと少しなのです。

通常の論文の最低は4ページですから、
学会誌などでいえばこんなに短い
文章は「巻頭」ぐらいのものです。

技術士二次試験論文の場合
求められている答えを決められた
枚数の8割程度埋める必要があります。

そうしないと、
「この程度も書けないのかっ!勉強不足!」
だと試験管に考えられてしまうのです。

時間内に8割のマス目を埋めれない受験者は
まともに読んでもらえないのが現実です。

3行書いては、書くのをやめて考える。
そして考えがまとまったら
また書き始めるというのでは、
時間内に論文を完成することはできません。

時間内に8割埋めることができるように
ならないと論文の内容=中身について
読んでさえもらえないのです。

合格するまでは、仕事で印刷する
必要があるもの以外すべて手書きに
変えて訓練を積んでいきましょう。

毎日やることは小さな一歩ですが、
最終合格に必ず結びつきますよ。
 択一試験は得意ですか?
得意だという人もいれば、
苦手だという人もいるでしょう。

○×

平成25年度に技術士二次試験の
筆記試験の勉強を始めようという人の
多くは不安の中にいました。

試験制度が変わったからですね。
建設一般の課題解決論文がなくなり、
択一式に変更になりました。

「どんな勉強をすればいいのでしょうか?」
「覚えることが多すぎてとても無理です」
たくさんの質問や不安のメールを
いただきました。

私は基本的に次のように応えたと思います。
択一式についての勉強方法は次の3つです。
1.過去問題の傾向を調べ、
過去問題を繰り返しやること
2.過去問題の中で、数値や法律など
変わっているところは調べること
3.インプット中心(暗記)ではなく、
アウトプット中心(ノート)の勉強にすること

そこで最初から無料択一コースを
開講したわけです。

過去問題を携帯に配信し、
自分自身で問題集を作り上げ、
何度も復習するコースです。

ズバリ、予想が的中し・・・、
私的には予定通り、
過去問題中心の出題でした。

26年度も同じことをやりました。
25年度の比べ、かなりひねった
問題でしたが、対応できました。

9問以上正解した割合は、
25年度が85%、26年度が72%でした。

27年度から足切がありますが、
無料択一コースの受講者で、
真面目に取り組んでいる方は、
何の問題もなく択一突破できます。

さぼりぐせのある方は、技術士塾の
無料択一コースに申し込んでください。

技術士塾の講座はどれも自然に勉強し
合格するような仕組みになっているのです。
二次試験は、筆記試験に合格した人しか
口答試験に進めません。
筆記試験の合格率が約17%で、
そのうち90%の人が最終合格します。

だから、筆記試験に合格した時は
とてもうれしいのですが、
しばらくするととてつもない
プレッシャーがかかってきます。

難関の筆記試験に合格したけど、口答試験で
10%の不合格に入ったらどうしよう・・・
どんどんネガティブ志向の泥沼に落ちいります。

書く20131008 

そして口答試験の対策をしていても、
「知らないことを聞かれたらどうしよう」とか、
「意地悪な試験官だったらどうしよう」などと
深みにはまっていくのです。

そもそもこんなことを考える人は、
普段からネガティブ志向の傾向があります。
どんなに用意周到な準備をしても
不安でしょうがありません。

ネガティブ志向が悪いのではありませんよ。
ネガティブ志向の人は真面目に取り組み、
完璧な準備をしたいだけなのです。

でも完璧な準備などできませんし、
最悪の事態はほとんど起こりません。

試験官はあなたの答に対して、
質問をかぶせてくるのです。

いくら想定問答集で答えを用意しても、
あなたの応える語句の順番が変わるだけで、
試験官が反応する言葉が違ってくるのです。

つまりその場で適当に質問を考えて、
あなたにぶつけてくることが多いのです。

そのような質問に対しては、
その場で素早く考えて
臨機応変に対応するしかないのです。

自分を不運な筆記合格者に
無理やりする必要はありません。

あなたはあなたのままでいいし、
背伸びをする必要などありません。

準備をしっかりしていけば、
だいたいの質問には応えられます。
応えられなかったから、即不合格の
烙印を押す試験官などいません。

できる限りの準備をするのです。
ネガティブになって集中できないことが、
墓穴を掘ることにつながるのです。

不安になったら想定問答集を
大きな声で読み上げましょう。

大丈夫!
集中して質問を考え、答を考えることで
経歴や業務詳細で点だった内容が
結びついて頭の中が整理されてくるのです。

そうすることで試験官の質問に
応えられるようになってくるのです。