毎年、交通祈願が1月中旬以降でないと為されないので、交通祈願が出来る頃に、かなり遅いけれど初詣に出掛けました 車 DASH! DASH! DASH!

 

参拝に赴いた神社と言えば・・・

武蔵一宮 氷川神社

 

 武蔵一宮 氷川神社は、首都圏に点在する約280の氷川神社の総本社で、2500年の歴史をもつ古社なのです。

 

旧中山道から約2km続く参道を走って行くと参道の両脇にはケヤキや桜など30種類以上の樹木、約670本が植えられており、その中で20本がさいたま市の天然記念物として文化財指定されているのですよ。

 以前はこの旧中山道参道は二の鳥居前まで抜けられたのですが、現在は一部閉鎖されて遊歩道になっており、抜けられなくなりました・・・

 

氷川神社の境内案内図です

 

さてさて、車お祓い所に車を止めて古札を納め、祈願受付へと向かいます。

 

その先には・・・

三の鳥居

 

これは古神札納所から見た三の鳥居

 

昔の三の鳥居は今と雰囲気が違いますね

 

その手前には

右:神楽殿 左:額殿

 

三の鳥居の傍には

さざれ石

国歌「君が代」に「さざれ石の巌となりて」と詠まれている石として、知られていますよね。さざれ石(細石)は細かい石、小石のことで、それが巌となった状態のものが’’さざれ石’’と呼ばれるのだそうですよ。

 

戦艦武蔵の碑

何故、ここに戦艦武蔵の碑があるかというと、「武蔵」は埼玉県、東京都、神奈川県北東部の旧名である「武蔵国」に由来し、乗組員の拠り所でもあった艦内神社として武蔵一宮氷川神社の分社である武蔵神社が艦内に祀られたことから関わっているのです。

第二次世界大戦中、海軍の若者達が憧れた船が戦艦武蔵なのでした。旧日本海軍が建造した世界最大の戦艦大和との姉妹艦が、この武蔵なのでした。なんでも厳しい選抜を潜り抜けた者だけが乗組員となることが許されたという精鋭集団だったそうですよ。

 

他にも色々見どころがあるのですが祈願の時間と絡むので割愛しちゃいます・・・

 

三の鳥居から楼門まで石畳を歩いて行くのですが、とにかく広大な空間に緑の木々がマイナスイオンを感じざる負えません。木々に囲まれると落ち着きますよね

 

境内案内図から神池を渡らずに楼門に行けるのですが、敢えて神池に架かる橋を渡りました

 

車お祓い所から見える橋です

 

橋の上から車お祓い所が見えます

神池では鴨が泳いでいます。暖かい頃にはあの石の島に、わんさかわんさか亀が群がっているのですよ!

橋から宗像神社が見えます

宗像神社は、「水の神」「航海の神」として宗像三女神が祀られています。なんでも水の使いである蛇の巣穴が本殿の裏側にあるそうなのですけれど、そこはまたの機会に・・・

橋を渡ると・・・

手水舎

コロナ渦前には柄杓があり清められたのですが、今でも手を清めるだけで口をすすぐことは出来ません

その裏には

御神水

御神水は戴けますが、ここの神水も飲むことがで見ませんのであしからず・・・

 

さてさて

楼門

 

一礼をして楼門を潜ると

舞殿

舞殿の両脇には大きな御神木のような木があります

 

舞殿の前には

拝殿

昨年までは拝殿前まで行けたのですが今年は仕切りが出来て傍まで行けたのでですが・・・

この写真は昨年の拝殿

この時は目の前まで近づけたのですがね・・・(笑)

 

では参拝

二礼二拍手一礼

御祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」「稲田姫命(いなだひめのみこと)」

「大己貴命(おおなみちのみこと)」

 

第5代孝昭天皇の創立と伝えられ、第12代景行天皇の時に日本武尊が東夷鎮定の祈願を行ったとされ、また第13代成務天皇の時、兄多毛比命(えたのひのみこと)が勅命により武蔵国造となり氷川神社を専ら奉崇したのだそうです。第45代聖武天皇の時に「武蔵一宮」と定められ、さらに第60代醍醐天皇の927年(延長5年)の「延喜式神名帳」に名神大社として破格の月次新嘗安上の官幣に預かったのだそうです。

手前に神輿舎があり真ん中に見えるのが本殿

本殿は1940年(昭和15年)に造営された流造の本殿です。以前は拝殿、舞殿、本殿、舞殿等の屋根は檜皮葺きだったのだそうですが、明治天皇御親祭100年記念事業にて

銅板葺きに改修されたのだとか・・・

明治天皇大嘗會御饌埋納地

明治天皇が行幸したのですね。武蔵一宮として明治天皇の御親祭以降は、勅祭社に列せられるなど、関東一円から信仰を集め、初詣には毎年205万人以上参拝客が訪れるのだそうですよ。

明治天皇

 

神輿舎の脇には・・・

力石と歯固め石がありますよ

 

力石

この力石は昔々力自慢の若者たちがこれを担いで本殿の周りを一周、見事担ぎ切った者が姓名を刻んで神前に奉納したと伝えられているのだそうです

この石に56貫目(210㎏)や45貫目(168.75㎏)とかなりの怪力を示すものが刻まれていますが本当かなぁ~・・・(笑)

歯固め石

お食い初め式の歯固めの儀は「石のように丈夫な歯が生えて長生きできるように」という込めて行うそうです。

拝殿の脇には

祈願殿・神札授与所

 

祈願殿・神札授与所と拝殿を繋ぐ渡りの所に御祈祷申し込み記入所があるので、色々ある祈願したいものの中から選んで申し込みます。

さて、交通祈願以外にも家内安全等々申し込み、待合室で待機。

 

では時間になったので祈祷殿にて祈願をします

 

時期によっては拝殿で祈祷が行われるのですが、今回は祈祷殿で祈願!

祈祷殿内は撮影NGなので殿内写真をお借りしました・・・<(_ _)>

 

かしこみかしこみもまお~す・・・

 

 

祈願が終わるとお札を受け取り、急いで車お祓い所へもどり車をお祓いして頂いてから美味しいうどん屋へ向かう途中・・・父の入所しているホームから連絡があり、トイレで転倒し、これから病院へ連れて行くとの連絡があり急遽中止して病院へ向かうことになりましたよ!幸い骨折もなく、打撲と捻挫で済みましたのでホッとしたことは言うまでもありません・・・

 

とにかく神社に参拝に行ったお陰で、この程度のことで済んだのだと思うことにしました・・・