筑波山神社を参拝し、ここまで来たなら山の上に行こうじゃないかとなり、行ってきました。結構、筑波山登山は人気があるようで、本格的な登山家から家族連れまで幅広く楽しめる登山道なのです。それでも服装、靴、水分等々最低限の準備はしないといけませんよ。

筑波山神社 拝殿

 

登山道へと向かいます。

筑波山神社拝殿のある山腹より上部は、全て筑波山神社の神域なのですよ。

 

 小太郎、杖を突き突き石段を上がって行きます。そうすると左側方面と右側方面に分かれるのです。

右側方面へは登山客が向かっていました。

御幸ヶ原登山コース

筑波山神社からケーブルカー乗り場と「是より男體山」の道標がある鳥居があり、この鳥居を潜ると登山口になるんだ。

 さぁ、山に登るか・・・ってカッコイイことを言ってはみたものの小太郎にはまだ右膝関節に爆弾を背負っているので登山ルートは止めて・・・

 

「そこに山があるから」

 登山家、ジョージ・マロリーの有名な名言で、登山家の信念表す言葉として語り継がれていますよね。されど日本では藤木九三により日本訳が誤って伝わったらしいのですがね。1923年、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで「なぜあなたはエベレストに登りたかったのですか(Why did you want to climb Mount Everest?)

」という質問に’’Because it is there’’(そこにそれがあるから)と答えたのだそうだ。’’it''(それ)とは「エベレスト」指すものだという事なのですがね。

 

ジョージ・マロリー(左端)

 

筑波山ケーブルカーで上まで行くことにしました・・・(笑)

 

石段を上がって行くと、土産物屋あり、そこはスル~すると・・・

 

筑波山ケーブルカー乗り場に到着します。

 

宮脇駅は標高305m

 山麓の宮脇駅は筑波山神社の隣に位置しているので、「お宮の隣」から「お宮の脇」に変化し、さらに「宮脇」となったそうなんだね。

 

さて、宮脇駅で往復のチケットを購入

 

チケット購入

 

ホーム待ちで・・・ パチリッ

 

 結構並んでいましたが、何とか座席を確保できたことは言うまでもありません・・・(笑)

 

もみじ号

 

わかば号

 一本のロープで車両間を繋ぎ、山頂駅の滑車に通して車両を上げ下げするという構造で、単線釣瓶式という方式なのです。なんでも線路の三分の一がカーブしており宮脇駅から左へ90度曲がって筑波山頂に到着するというわけですよ。

 

この写真は1954年(昭和29年)のプラットホームの写真(お借りしました)

 

では、出発!

ぷぅぉ~ん・・・

 全長1,634mと日本で3番目に長い距離を時速12キロのスピードで、約8分で筑波山頂駅(標高800m)まで進むのですよ。

 

この写真は1954年(昭和29年)ののケーブルカー(写真お借りしました)

 

筑波山頂駅に到着!

 

筑波山駅

着いた時にはちょっと肌寒く靄っていたので、視界不良・・・(笑)

 

ご覧の通り視界不良。晴天の時は東京スカイツリーまで見えるんだけれどなぁ~

 

こんな感じで東京スカイツリーがみえるのですけれどね・・・

(写真お借りしました)

 

御幸ヶ原(標高800m)

 

 なんでも夜間には,男体山、女体山の神々が御幸ヶ原に現れるという伝説があるそうなのだ。神様にお目に掛かりたいね・・・

 

道程元標 海抜800mが左にあり、右には昭和天皇の御製碑があります。

 

なんでも当日、ブロ友のハムコさんもお孫さんと筑波山に来ていたという事で、

驚き桃の木山椒の木でした! 是非ともお会いしたかったぁ~

機会が合えばお会いしましょう、ハムコさん!

 

男体山(871m)

御幸ヶ原は靄ってきていたので視界不良、雲行きが怪しい・・・

 

男体山山頂には男体山本殿が立ち、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)祀られていますが、今回は山頂行くのは断念・・・

 

 なんでも「常陸国風土記」には男体山は神聖な山なので、登山が禁じられていたと記載されていたとか!

 

女体山(877m) 

 男体山よりちょっと高いね。この後方には筑波山ロープウェイがつつじが丘から来ていますよ。女体山山頂には女体山本殿が建ち、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が祀られています。こちらの山頂にも今回は行きませんでした。何で・・・?

 

何でって、上の写真でチラッと見えているけれど・・・

 

 ご覧の通りケーブルカーで下り待ちの大行列なので、今回は両山頂に行くのは止めて下り待ちの列に並びました・・・(笑)

 

並んでいるのもかなり時間が掛かるので、山の上のコーヒーショップがあるので、

珈琲でも飲んで待つことに・・・

 

877 Stand

 

元土産物屋か食堂を居抜きでコーヒーショップにしたようで、アバウトな造り

 

 

 スタッフのお姉ちゃんはまだ慣れていないのか、かなり愛想がなかったね。セクハラになっちゃうけれど、可愛いのに愛想ないのは勿体なかったなぁ~

商売と割り切らないとね。

 

フラット ホワイト&ロング ブラック

フラットホワイトは結構みるくが濃厚、ロングブラックもコーヒーの苦味が程よかったよ。

ちょっと高いけれど美味しかった。

 

さぁて下りケーブルカーに乗車しま~す

 

 相変わらず我先に乗り込もうとする輩はどこにでもいるものですね、いやはや何とも・・・(笑)

 

さぁ、家に帰ろう!

 

 

 

 筑波山ケーブルカーは、1925年(大正14年)10月、関東では箱根ケーブルカーについで2番目、全国でも5番目の開業という歴史があるのだそうです。

当時の筑波山は、今のようなパワースポットブームと同様、筑波山神社の御神体として、多くの参拝者や修行者が訪れる霊山だったのです。その筑波山にもっと多くの人に来て欲しいと考えた茨城在住の実業家、高柳淳之助らが関係機関に働きかけ、筑波山鋼索鉄道株式会社を設立したんだね。

高柳淳之助

山鋼索鉄道株式会社はその後、1944年(昭和19年)まで営業し、1944年2月11日、第二次世界大戦の戦時による不要不急線として営業廃止の憂き目を見たのだけれど、 1954年(昭和29年)、営業再開。

 

 1999年(平成11年)10月1日に筑波山ロープウェー株式会社と合併し、筑波観光鉄道株式会社となり、現在に至っているんだとか。

 

 未だ筑波山ロープウェーに載ったことがないので機会があれば乗って、女体山まで行ってみたいな・・・(笑)