この記事の神輿、コロナ渦で見ることが出来るかどうか分かりませんが以前開放していたときの事ですので、ご了承願います・・・<(_ _)>
 
 
イメージ 1
浅草神社の3基のお神輿
 神輿は祭礼にあたり、神幸祭に際して、ご神体あるいは御霊代がお乗りになる輿の事だそうです。神輿で荒々しく揺り動かすのも訳があるんですよ。それは神幸の途中、神輿を上下左右に振り動かしたり、わざと荒々しく揺さぶることで、神輿に坐す神様の「魂振り(たまふり)」を行い、これにより神様の霊威を高め、豊作や豊漁、疫病の退散がなると信仰されているのですね。
イメージ 2
 文久元年(1861年)創業の宮本卯之助商店(みやもとうのすけしょうてん)「宮本重義」作なのですがこの宮本重義は架空の人物なのですよ。ヤヤッコシイでしょ。宮本の神輿師としてのブランド名なのです。これは「義を重んじる。正しい事を行う」という宮本の社是から転じた言葉に由来しているそうなのです。
イメージ 3
二之宮には桧前浜成命の御神霊
 
イメージ 4
一之宮には土師真中知命の御神霊
 
イメージ 5
三之宮には桧前竹成命の御神霊
 
 御神霊をそれぞれお移しし、町中を渡御します。昭和2年、文化財の指定を受け、保存されることになり、新しく3基のお神輿を新調しました。しかし、戦災により四之宮(明治初年、田町で新調した東照宮の神輿)を含む新旧7基全てを惜しくも焼失してしまいました。現在の神輿は氏子四十四ヶ町により、一之宮、二之宮が昭和25年に、三之宮が昭和27年に奉納されたものです。
はてさて、三社祭、今年は出来るんでしょうかね・・・(笑)
 
コロナ退散!