三年ぶりにテント担いで登山してきました。
今回挑んだのは北八ヶ岳山域。
前半は蓼科山、後半は天狗岳踏破がメインの目標ですが、その他のピークや湖沼など可能な限り見て歩くつもりでいます。

テント泊があんまり久しぶりで不安だったので、今回の登山は少し変則的なものにします。
行程を前半後半に分け、後半分の食料を車にデポしておくという作戦です。
食料を半分に減らせるので、かなり軽量化されてはいますが、久々の重量物背負っての登山。
ヘロヘロ隊は無事に歩ききることができるのでしょうか?



拠点となる麦草峠駐車場。
休日ともなると混雑が激しいと聞いてはいたが、今日は平日なのでガラガラ。
お茶「はやくリタイアして平日に山歩きしたいわ~」
今回は少し早めの夏休み消化なのだ。



麦草ヒュッテの前をスタート。
こちらも閑散としている。



登山道に入ってすぐに現れるのが茶水の池。
茶色く濁っているから茶水なのか、お茶を点てるのに用いるほど良い水だから茶水なのか。
ペンギン「鹿の足跡がいっぱい。濁ってるからに一票!」



登山道はすぐに樹林帯に入っていく。
一面に苔が生え、しっとりした雰囲気の森だ。
写真で見た「北八ヶ岳らしい風景」とは、こういうのを言うのだろう。



まずは茶臼山に向かう。
なかなかの急登だし、足元には石がゴロゴロ転がっていて意外と歩きづらい。
背中の荷物がなければ大したことはないのだろうが。



まずは一座目、茶臼山の山頂に到着。
ご覧の通り樹林に囲まれて眺望は得られない。
しかし標識には「展望台」の案内が。
ペンギン「どする?」
お茶「行ってみるべぇ。せっかくだから」



お茶「あーひゃひゃひゃ! 強風! ガス! 虚無~!!」
ペンギン「ああ! お茶がおかしくなったっぺ!」
お茶「せっかく、せっかく岩手から遠路はるばる来たというのに~」



…ゴホン、えー少々取り乱してしまったが…先へ進もう。
ペンギン「しっかりしてほしいっぺ。山行は始まったばかりよ」
茶臼山を下る。



森の限られた一部分が枯れている。
これが不思議な縞枯れ現象というやつか。
お茶「原因はよくわかっていないんだってね」

ペンギン「育つときも枯れるときも、みんな仲良く横並び。いかにも日本的だっぺ」

お茶「なんの話!?」



二座目の縞枯山着。
ここの山頂は眺望無し。
ペンギン「展望台も真っ白けだったっぺ」

縞枯山からの眺望もそうだが、縞枯山本体を別の山から眺めることができないのも残念。
山肌に刻まれた縞枯現象を間近に見ることが叶わなかったからだ。
この付近には明日まで滞在するのだから、どこかのタイミングで見られるといいのだが…。

つづく