先日、2日間にわたり開催された「KajiFes.2023」に参加するために東京に行ってきました。
コロナ禍を挟んで5年ぶりの東京都心です。
相変わらず大都会ですなぁ。
一日目はすみだ水族館や上野駅のペンスタを訪ねたりと普通に観光っぽいことをして過ごしました。
そして二日目は少し趣向を変えて東京を楽しもう！ということで都心部で山登りしてみることに。
「目星つけてた博物館や資料館がことごとく閉館だったからだっぺ」
「そうなのよ。目当ての店が臨時休業してる病が、ついに博物館にまで拡大してしまった…」
「末期症状だっぺ」
とまぁ、苦肉の策ながらも、ウキウキした気分で王子駅前に立った。
東京都心を「歩く」機会なんてそうそう無いだろうから、これも良い経験ということで。
「は美味しいものでも食べられたら文句はないっぺよ」
王子駅の直ぐそばには飛鳥山公園がある。
この公園、名前の通り「飛鳥山」という山に作られているのだ。
まずはこいつに登っていこう。
山とはいえ、これでもかというくらい人の手が入っている。
山頂標とか三角点とかがあれば…と思って探してみたが見つけられなかった。
というわけで、このへんが山頂かなぁと当たりをつけてみた。
合っているかどうかはわからんが。
「とりあえず一座制覇だっぺ」
飛鳥山の次は「箱根山」に登りに行く。
「温泉♪ 温泉♪」
「そっちの箱根じゃなくて、新宿にそういう山があるのよ」
「マジすか！？」
…と、そんなわけで、都電に乗ってみたり…
早稲田大学を見学したり…
穴八幡宮にお参りしたりと、都内を散策しながら新宿方面へ歩いていく。
「とりたてて観光地ってわけじゃなくても、いろんなものがあるっぺね」
「東京、すごいよね。岩手だとこれくらい歩いても田んぼしかないとかザラだもんな」
箱根山は都立戸山公園の中にある。
新宿のすぐ近くだっていうのに緑が多く、公園内に入ると雰囲気が一変する。
「東京のイメージが覆るっぺ」
ちなみに箱根山は標高約44ｍ。
江戸時代に庭園を造成するために人工的に作られた山なんだそうだ。
山手線内最高峰だというから当時はかなり眺めが良かっただろう。
今は高層ビル群に囲まれているが。
箱根山山頂！
登ったどー。
ちなみに戸山公園の管理センターに申告すれば登頂証明書を発行してもらえるようだ（笑
こういうサービスが行き届いているのも、さすが東京といったところ…か？（笑
三角点タッチ！
しかしこれはどうやら国土地理院三角点ではないようだ。
まぁいいや。
そんなにこだわりをもっているわけでもないし。
二つ山を登ってから、さらに新宿・四谷などをブラブラした、
最終的にこの日のゴールは武道館。
この後、四時間のライブを楽しんで帰路についたのだった。
「さすがにクタクタだっぺ」
というわけで東京都内散策でしたが、東京の自然の多さに驚かされました。
箱根山がある戸山公園などは時折聞こえてくる緊急車両のサイレンなどを除けば本当に静か。
目を閉じて野鳥のさえずりや木々の葉擦れの音に耳をすますと、自分が東京のど真ん中にいることを忘れてしまいそうでした。
都内を3時間半歩いた後ライブ4時間と体力的にはなかなかハードで、終わった後はぐっだぐだでした。
標高差2000m越えの山に登ったかのような疲れ方でしたね。
なかなか面白い体験でしたが、二度はやらないかな（笑
「結局歩くのに精一杯で美味しいものの一つも食べられなかったっぺ！」
「いやー、最後は時間が押しちゃってねぇｗ」
「せっかく東京行ったのに盛岡にもあるチェーン店でコーヒー飲んだだけなんて、なんの嫌がらせだっぺよ」
おしまい
詳しいルートなどについてはヤマレコにて
