四国遠征6日目は笹ヶ峰。
この日は天気予報があまり良くなかったため、当初の予定を変更。
寒風山経由の登頂を諦めて最短コースから笹ヶ峰の山頂だけを狙うプランに切り替えました。
眺望の山…という触れ込みだったので残念ではあります。
一瞬でもいいから晴れないかな…そんな淡い期待を胸に懐きつつ、笹ヶ峰南尾根登山口を出発です。



お茶「今日は夕方から晴れる予報。舐めてるなぁ…」
ペンギン「天気には勝てないっぺよ」



わかりやすく「尾根」に乗っかっていく。
最初からなかなかの急登だ。



おお、なかなかエグい角度…。
ジグを切ったり迂回させる気はサラサラ無く直登させる気満々である。



なかなかハードなコースではあるが熱心に整備している人がいるらしく要所要所にベンチが設置されている。
これはありがたい。



鎖場ならぬロープ場が現れた。
まさか上までこんな場所が続くんだろうか。
一抹の不安が頭をよぎった。



とはいえ、昨日の石鎚の鎖場に比べたら楽勝だよね。
ペンギン「怖くない!」
時に過剰に思えるほど十重二十重にロープが設置されているのでロープに身を任せてしまっても大丈夫だろう。



まっちろけ…。
登山道も半ばを過ぎると植生が樹林から笹原へと変化する。
しかしこのガスでは…。
天気が良ければ見晴らしが良い素敵な場所なんだろうな。



わかっちゃいたけど虚無だなぁ…。
ペンギン「ガッスガスだっぺ」



虚無の中をひたすら登っていくと目の前の笹原が途切れ、眼前にひたすら白い空間が現れた。
てっぺん…かな?
視覚情報が少なすぎて、イマイチ自分の位置が掴みづらい。



山頂!…で間違いないようだ。
ペンギン「登ったどー!」



三角点タッチ!
ここも昨日の二ノ森と同じく一等三角点百名山の一座である。



山頂の様子。
ペンギン「様子も何も、なーんも見えないッペ」
お茶「誰も居ないしねぇ…」



当初歩く予定だった寒風山を通るコースを眺めてみる。
何も見えないけど…。



お社を風よけに使わせていただきました。
ペンギン「それでも寒いっぺ」
お茶「少し休んだら下ろう。体が冷えちゃう」



休憩もそこそこに山頂を後にする。
下りはもろに顔面に風を受けるので足早に進む。



お、なんだ。
「降りたら晴れるの法則」発動か?



ちょっと待ってみた。



晴れそうで晴れないので下山再開。
風が無ければ、もう少し待ってみても良かったんだが…。



んで…降りた頃に晴れるんだよな…。
ペンギン「法則発動だっぺ」



まぁ、とりあえず無事に下山しました!
ペンギン「お疲れ様でした!」


初めての笹ヶ峰、当然景色を楽しみたいわけですが、その願いは果たせませんでした。
雨こそ降らなかったものの終始ガスガス。
晴れていれば広大な笹原を気持ちよく歩くことができたのでしょうが、それは次回のお預けとなりました。

「夕方には晴れる」という天気予報通り、下山して温泉に入って見上げた笹ヶ峰は山頂まで綺麗に見えていました。
分かってはいても山頂に夕方に立つプランは立てられないし…悔しいですねぇ…。

おしまい

詳しいルートなどについてはヤマレコにて