色々あってしばらく登山から離れていて一ヶ月半ぶりの登山になった。
久々の登山だというのに無謀にも遠征してしまったのだが、とりあえず初日は足慣らしを兼ねて上山市近郊の里山に登る。
三吉山と葉山は隣接しており、それぞれ山形百名山とみちのく120山に選定されている。
縦走すれば一粒で二度美味しいというやつだ。




登山者用の駐車場。
バイオトイレが設置してある。
里山だというのに手厚いことだ。



鳥居をくぐって入山する。
作業道やらゴルフ場の道やらで、どれが山に通じている道か分からずウロウロしてしまった。



神社の境内は、何やら遊歩道などが整備されている。
登山道を通るだけなら無料のようだが庭園の中に入るには入場料が必要なようだ。
200円也。



境内を抜け山道へ入っていく。
道標が豊富にあるのでわかりやすい。



間もなく林道から延びる道との交差点にぶつかる。
参道コースは直進だが、ここは見晴台のほうへ進むことにする。



東屋が設置されている。
ここが見晴台かな?
東屋には大きなザックがたくさんデポしてあった。
山岳部の訓練か何かだろうか?



う、うーん?
微妙な眺望だった。
落葉期ならもう見晴らしが良いのかも…。



見晴台から先の道は急な登り坂になる。
しかし綺麗に整備されているため歩きやすい。



九十九折で急斜面を登り切ると、さっき別れた参道と合流となる。
ここで子供の集団とスライド。
登山遠足とは、なかなか英才教育じゃないか(笑



合流点から先は、少し道が細くなり登山道らしくなっていく。
少し湿っぽい林の中は羽虫が飛び回り夏を感じさせる。
ああ、この顔の周りを飛び回る不愉快な感覚よ。
いよいよ夏だ。



沢筋に水場も設けられていたが、飲用可能かどうかわからない。
水の勢いを見ると…あまり口を付ける気にはならないかな。



突然登山道の雰囲気が変わる。
石ガラの斜面をトラバースしていく。
たしか近くの水晶山にもこんな場所があったような? 
このあたりでよく見られる地質なんだろか。



良い眺め♪
石ガラのおかげで樹林帯が途切れたので麓が見渡せた。



眼下にスカイタワー41が見える。
山形県内で最も高い建築物でマンションとしては東北で最も高い建築物なのだとか。
遠くから見ると田んぼの真中にタワマンが建っているように見えるんだよね。
(実際は住宅地に建っているらしい)



じわりと汗が滲んできた頃、山頂まで100mの標識が現れた。



登山開始から約30分で三吉山山頂に到着!
程よい足慣らしとなった。



山頂一体は三吉神社の奥の院となっていて休憩所や鐘撞堂が設置してある。
鐘撞堂には御朱印も置いてある。
もちろん予め印刷されているものを持ち帰るスタイルだ。
最近、御朱印集めが流行っているせいか無人の神社にも御朱印が置かれていることが多くなった。



お社の前には古びた石仏がずらり。
なかなか趣がある。



条件が良ければ朝日連峰や飯豊山が見えるらしいが、この日は霞んでしまってその姿を拝むことはできなかった。



山形方面。


つづく