2017年4月18日、すっかり恒例となった八方山のお花見登山に行ってきました。
毎年、この季節になるとツートンがそわそわし始めるのです。
そわそわ、と言えばツートンは今年めでたく花粉症デビューを果たしました。
花見どころの話じゃないんじゃ…。

ここ数日、天気がおもわしくなかったのですが、日曜日はつかの間の晴れ間がのぞきました。ほくほくしながら登山口へ向かいます。
車を降りると地面からもわっと熱気が立ち上がっているのがわかります。季節はすっかり春…を通り越して初夏の様相。
ううむ…つい何日か前、雪降ってなかったっけ?

今回はななさんとイチタローさんとご一緒させていただきました。
なんだかんだでお二人ともお会いするのは久しぶりなような気がします。



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9時半くらいに登山口をスタートしました。
すでに気温はかなり上がっており、すぐにじわりと汗が滲んできます。
土の道を歩くのもかなり久しぶりのことで、なんだか調子が狂うなぁ。

今期、われわれは初めて八方山に来たのですが、ななさんやイチタローさんは先週も来たとのことで、すでに花の状況を把握していました。
かなり確実な開花予想付の花見登山です(笑
咲いているかな? どうかな?という心配をしなくて済みました(笑


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間もなくセリバオウレンやショウジョウバカマなどが姿を見せ始めます。
最初の一輪をみつけてツートンが「おお~!あったぁ」と歓声を上げたのですが、すかさずイチタローさんから「まだ早いから。『おお~!』の安売りすると後が続かないから」と突っ込みが入っていました(笑
その言葉通り、奥に行くほどに花の数は増え「おお~!」が量産されていきます。



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まもなくイワウチワも姿を見せ始めます。
これは最初の一輪。
「かーわーいーぃ~♪」というさっきより黄色成分多めの歓声も上がりますが、もちろん『かーわーいーぃ~♪』も安売り厳禁です。



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年々歯が欠けていく八方ザウルスを過ぎると、いよいよ本日のお楽しみイワウチワ群生地へ。



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事前の予想通り登山道の両側にこれでもかとイワウチワが咲いていました。
とはいえ、目で見る分には申し分ないのですが、写真に撮るとなるとこれが難しい。
地形と日当たりの関係で、ほとんどの花が登山道に背を向けているんですよね(笑
一株、二株を接近して撮るのはいいとして群落を撮るのが非常に難しい。



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『かーわーいーぃ~♪』のたたき売りも一段落した頃、登山道に残雪が現れ始めます。



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分岐点の看板が逆さまにひっくり返っていたので直しておきました。



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最後の急登をゆっくりと登っていきます。
途中からは残雪の上を歩きます。ここの斜面は土道だとあまり足がかりがないためアキレス腱が伸びまくって少々つらいですなぁ。土道を歩くのが久々なのでなおさらなのかもしれません。
むしろ、上部の雪の上の方がステップを切れる分楽。



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登山口から2時間と少しで山頂に到着しました。
山頂付近の小さな広場でランチにします。木漏れ日が射していい雰囲気の場所だったのですが、なぜか我々がお昼を広げた途端、にわかに空は曇り冷たい風が吹き付けてきました…。
で、食べ終わって帰るか、と腰を上げた途端、風は止み再び日の光が…。
なんの嫌がらせなんだよ…。



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下りは雪の斜面を駆け下りたり、花にひっかかったりしながらのんびり帰ります。
午前中は開いていなかった(…と思う)カタクリを見つけたり、春の芽吹きを感じたりと春の里山を満喫することができました。

さて、そろそろ季節も移り変わり雪の山から花の山へと変化していきますね。
この時期、いつも行く場所で悩むのですが…。
さて、次はどこへ行きましょうかねぇ。