2016年12月10日、東根山に行ってきました。
夕方から忘年会なので午前中に体を動かして
美味しくビールを飲もうという算段(笑
ツートンは所要で別行動なので久々にソロでの山行となりました。

8時30分頃に登山口に到着しました。
この頃、登山口周辺では強風が吹き荒れ、さらに雪も降ってきて吹雪状態。
車の外に降りるのがためらわれる状況です。

冬季の山は家を出る時と車から降りるときの二回、精神的なバリアがありますな(笑
今日はやめようかな~と。

一瞬吹雪が止んだ隙を縫って身支度を整え入山します。
外に出てみれば、見た感じの印象より暖かく拍子抜けです。
よしよし、今のうちに登ってしまおう。



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登山口にはなにやら小屋が建てられていました。
あずまね登山小屋とな?
ははぁ、コレがうわさの。
どうせなら山頂付近に建ててくれればよかったのに(笑

もう少し雪が多いかなと思って来たのですが、最初は積雪ゼロ。
凍った土の地面を踏みながら登っていきます。



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一の平付近でうっすらと雪が積もり始めました。
でも、まだ地面の感触が足裏に伝わってくる程度。
アイゼンは不要です。



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一の平付近で1パーティをパスすると足跡がなくなりました。
どうやら私が本日の一人目になった模様。
足跡がないところに自分が足跡を刻んでいく快感♪
これがラッセルだったらしんどいのですがね(笑



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二の平付近までくると少し雪の量も多くなってきます。
雪の地面もがっちり凍結してきました。



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山頂直下の急斜面までくると、いよいよ本格的に「積雪」の風情。
足から伝わってくる感触も、紛れもなく「雪」の感触です。
いよいよ雪の季節が来ましたか。
通勤などを考えると「嫌だなぁ」ですが、
山で遊ぶことを考えると「楽しみだなぁ」です。



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見晴らし台まで来ました。
青空と白雪のコントラスト。
夏山には無い、この季節だけの美しさ。
やべ、テンションあがってきた。



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自分ひとりだけの足跡。
何気に嬉しい。



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盛岡周辺は晴れていますが西からの季節風がきつい模様。
秋田駒方面は雲に覆われ見えず、岩手山もなんか寒そう。
あの雲の下では雪が降っているのでしょうか?
いいぞ、もっと降れ。
スキー場のオープンが遅れているらしいので…。



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ごうごうと音を立てて風が吹き付けてきます。
山頂まで行くか少し悩みましたが、結局行きました。
なんかピーク踏まないとすっきりしないんですよねー。

見晴らし台と山頂の間はとにかく風が強く寒かったです。
ところどころ吹き溜まりができていて脛くらいまでもぐりました。
これくらいならまだ「楽しい」で済みます。



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無事に山頂に到着。
三角点を撫でて、行動食を食べお湯を飲んで引き返します。
下りは念のためアイゼンを装着しました。
(結果的には地面が緩み始めていたので不要でしたが…)

下山中、上ってくる人とすれ違うたびに「速いね」と言われ
ちょっといい気分になっていたのですが
登山口に到着する寸前に、走って降りてきたおじ様に追い抜かれ唖然としました。
たしか機関銃岩あたりですれ違った人だったような…。
超快速登山者でした。恐ろしい…。

それでもジャスト3時間で往復することができ、
自分的には自己最高記録だったような気がします。
いい汗かきました♪

さて、今年も残り少なくなってきました。
あと何回山に入れるかな?

おしまい