前日、岩手山にトレーニングにでかけたヘロヘロ隊。
最短コースとはいえしっかりと筋肉痛になりました…。
そんなわけで、今日は軽めに歩きたいね~ということで
困ったときの三ツ石山、ってな感じで奥産道から登ってきました。

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で、本日のテーマは「山と食」です。
いきなりなによ?と思われるかもしれませんが
先日買ったこのマンガに触発されたのです(笑

山と食欲と私…というこのマンガ。
作中でヒロインが毎回登山に出掛けては美味しい食事を食べる
(あるいはたいしたことないものでも山で美味しく食べる)
様子が描かれているのです。

ざっくりした説明だ(笑
ここでWeb版の試し読みができますので興味が湧いた方は読んでみてくだされ。

ヘロヘロ隊も以前は「山で美味しいものを食べる」ことに情熱を注いでいましたが
途中から「より多くの山へ、より遠くの山へ」と方針転換したこともあり
食事の優先順位も、味より保存が利くことや、
軽さ、調理の簡便さなどに重点がおかれるようになり
山で美味しいものを食べることは二の次、三の次になっていました。

これではいかんと!






いや…別にいけないことはないと思うんですが(笑


ちょっと原点に立ち返って、山食の研究してみようかなと。




で、第一弾としてゆで時間が短くて済む素麺を山に持ち込んでみました。
パスタの代わりに茹でた素麺にソースをかけて食べたらどうか?という発想です。
以前、早ゆでパスタを使ってみたら美味しくなかったので
それに代わるものはないか、というのが今回の実験の動機。

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で、結果ですが…


大・失・敗!でした…。



ご存じの方はご存じだと思うのですが、素麺は製造過程で塩を練り込むんですよね。
で、茹でたときにこの塩分が抜けて美味しい素麺に仕上がるのです。
抜いた塩分はよく洗い流さなくてはいけません。

お気づきでしょうか。
ここは山の中。麺を洗う流水などありません。
たとえあったとしても塩分を含んだ洗い水を流すなど言語道断なわけです。
当然、洗わないで食べたわけですよ。

しょっぱくて食べられたもんじゃない!
どのくらいしょっぱかったかというと…
頭痛がするくらいと言えばその程度がお分かりいただけるでしょうか?

茹で汁も捨てるわけにいかないので、これでスープを作って飲む予定だったのですが
この茹で汁もすさまじくしょっぱくてどうにもなりませんでした。
結局、冷ましてからペットボトルに入れて持ち帰りましたよ…。

結論。
素麺は山食には不向き!
(茹でて〆て冷やして持っていくという手もありますが、
重くなるし保存性が悪くなるので×)

しばらく、すさまじいしょっぱさが舌の根に残ってしまって
これを書いている今でも、思い出して怖気が…。
いやぁ、まいったまいった…。

次回こそはなにか別な方法を考えて
「山で美味しいパスタを食べる」を成功させたいと思います!

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