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小休止のあと犬倉山に向かう。
東側の斜面を軽く巻くようにして、鎌倉森を下る。
スキーやスノーシューのトレースがたくさんついているので不安はない。

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鞍部のちょっとした樹林帯を抜け、犬倉山の斜面にとりつく。
まるでスキー場のような綺麗な雪の斜面だ。
今回は登るだけだが、スキーで下っても気持ちいいだろうなぁ。

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この斜面を登り切ると犬倉山山頂…付近である。
意外とピークがわかりにくい茫洋とした山頂である。

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GPSを頼りに三角点への接近を試みたが
ハイマツ帯にたくさんの穴ぼこ(それも底が見えないくらい深い)
が空いていることに気付きそれ以上接近するのを断念した。

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犬倉の山頂に立つと、八幡平方面がよく見える。
積雪期に行きたいと思いつつ、未だ行けていない山々が連なる。
今年は天気の良い週末が多く、チャンスが多かったはずだが
連日の残業に疲れ果てて山に出かける気力が残っていなかった。
無念。

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しばし山頂からの眺望を楽しんだあと下山する。
道標が雪から頭だけ出していたのを発見したので
ほぼ、夏道に沿って下っていった…はず。

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網張スキー場の第三リフトのトップ付近でランチを食べ
ゲレンデの脇を歩いて下山した。
普段スキーで滑っているゲレンデを、脇の林の中から眺めながら歩く
というちょっと不思議な視点を楽しむ。

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お昼近くなり、いよいよ気温は高くなり雪解けも進んでいく。
第二リフト付近に下りてくるころには雪質も酷い状態になっていた。
歩くとバフバフとかズブズブとか、およそ雪らしい音はせず
バシャバシャという、まるで水の中を歩いているような音がするのだ。
暑くて上着を脱いだが、この状態で転んだりしたら酷いことになる。
今日に限っては、雪山の爽快な下りの醍醐味は味わうことができなかった。

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で、最終的にここに下山した。
あとはこの吊り橋を渡って、ビジターセンターに戻るだけである。
数年ぶりの鎌倉森、天気に恵まれて良い山行となった。
あまりにも急速に雪質が悪くなったので、最後は苦行だったが(笑

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さて、今年は急激に暖かくなってきて、残雪期も短くなりそうな気配がある。
あと何回雪の山に登れるか…、時間との勝負になりそうだ。
次の機会も天気に恵まれると良いのだが…。