2015年2月1日、この日は岩神山に登ってきた。
天気が良ければ反対側の洞ノ木沢山に行こうかと思っていたのだが
区界に着くなり猛吹雪となったので転進した次第。
やっぱ初めての山に悪天で突入するのは怖いんす。

区界のウォーキングセンターに車を止め、身支度を整えて出発。
最近運動不足だったので、少しガッツり歩きたい。
というわけで、鉄塔広場を回って岩神山へ向かうことにした。

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区界青少年の家へ回り、カラマツコースへと向かう。
ここはコースの入り口。
ご覧のとおりトレースは無し。

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閉伊川の源流部を遡る。
このあたりは何度も歩いているはずだが、来る度に景色が違って見える。
積雪の具合とかでそう感じるんだろうな。

鉄塔広場に行くには、カラマツコースを途中から林道へと外れなければならない。
…が、ちょうどその分岐点に着いた頃から風雪が激しくなった。
吹きさらしの雪原を歩くのが億劫になり、カラマツコースをたどることにした。
考えてみれば、カラマツコースを最後まで歩いたことがない。
いい機会だから歩いてみよう。

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カラマツコースは樹林帯のため、風雪はそれほど苦にならなかったが
今回はとにかくラッセルがきつかった。
最初、くるぶしくらいだった新雪は、徐々に深さを増し脛から膝下までに達した。
ところどころにできている吹き溜まりは腿あたりまで達し、我々の体力を奪っていく。

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ようやく岩神山と閉伊川源流の分岐点までやってきた。
ここまで2時間…。

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さらに足跡一つ無い奥の広場を横切り岩神を目指す。
このあたりのラッセルは本当につらかった…。

岩神の山頂直下で、兜小屋方面からのトレースと合流した。
この日、初めて見る我々以外の登山者の足跡だ。
コースもよく踏み固められており、歩くのが断然楽になった。

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山頂に到着したが、景色は…。
ま、最初から期待してなかったからいいけどね。
ピークを踏んだ満足感だけを胸に下山の途につく。

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吹きすさぶ風雪の中にぼんやりと兜明神。
景色らしい景色が見えたのは、この一瞬だけだった。

この後、小屋でおにぎりとカップラーメンのランチをいただき下山。
帰る頃にはさらに風雪が強まり、おまけに霰のような粒の大きい雪が降ってきた。
顔に当たると痛いのなんの…。

圧雪凍結の106号を恐々下って帰ってくると、
盛岡市内はすっかり晴れていたのであった。
うーん、山の天気は侮れん…。

天気はいまひとつ…いや、いまふたつくらいだったが
久しぶりにがっつりラッセルで体を動かすことができてよかった。
疲れて帰ってきたけどビールが美味かった♪(笑