山形遠征2日目は、黒伏山へ向かう。
黒伏山は高度差300mの垂直の壁が印象的な山で、クライミングのメッカ…であるらしい。
クライミングには詳しくないのでよくわからないが…。
一般登山道も急峻な斜面を一気に登るなかなか厳しいものらしいので心してかかろう。


前日は、少し遅めの時間に出発したら暑さに苦しめられたので、今日はがんばって早起きした。
遅沢林道を行けるところまで入り込んで車を降りる。
林道は水切りの溝が深く、普通車では少し厳しいかも…。
特に、奥に行けば行くほど荒れている箇所が多いので覚悟が必要だ。


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ジムニーならば登山口まで行くことができたが、登山口近くには車を停める場所が無く
結局戻ったので、写真のあたりまでで前進をやめておくのが無難かも。
この広場の先は、河原か?と思うほど荒れている場所がいくつかある。


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林道の分岐は右側へ。
ここは直進すると沢渡黒伏への登山道へ向かう。


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500mほど進むと唐突に登山口があらわれる。
登山道というよりただの斜面に見えるのだが…。
あまり踏まれていない感じがする。


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斜面に無理矢理とってつけたような道を登り切ると、黒伏山本来?の周回登山道とぶつかる。
こちらは大勢に踏まれた登山道だ。少し安心する。


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昨日の面白山も急登だったが、黒伏山はそれ以上に急登だ。
坂が急なだけでなく、落ち葉が多く地面が見えないのもやっかいだ。
帰りはこの道をピストンしてくるわけだが、下りはもっといやらしい感じになりそうだ。


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樹間から黒伏山。
一生懸命歩いて、だいぶ高度を稼いだつもりだったが、まだまだ遠い。
これは、焦らず行かねばばててしまう…。


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花の種類はあまり多くないが、ツバメオモトがあちこちで花を咲かせていた。
やっと花が見れたとツートンは大喜びであった。


それにしても…暑い。
時刻はまだ8時にもなっていないが、気温がぐんぐん上がっていく。
今日も暑さとの戦いになりそうだ。


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残雪があった。
少しは涼しいかと思ったのだが、照り返しが強くなってかえって暑くなった…。


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南壁の頭という場所に出た。
ここで視界が開け、眺望を得られる。
まず目に飛び込んできたのは麓のスキー場だ。
周回コースをとる場合、あのスキー場がスタートとなる。


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黒伏山に向けて稜線を歩く。
灌木で見えにくいが、右側は断崖絶壁のはずである。
万が一転んだりしたら300m真っ逆様である。気を付けねば。


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振り返って、南壁の頭直下の壁面を見る。
おお~、確かに切れ落ちているな~。
今日はクライマーの姿は見えないようだ。


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このあたりが一番景色が良いようだ。
山頂は近いが、ここで一服。


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黒伏山山頂に到着した。
山頂は灌木に囲まれていて眺めは良くない。


山頂からは白森を経て、スキー場へと周回する登山道が延びているが
この先「藪がうるさい」との事らしいのでパス。
我々は、本当に藪が嫌いなんである(笑


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というわけで、同じ道を戻る。
落ち葉が積もった急な下り坂は予想通り手強く、何度かスリップした。
体より精神的に疲れた…。


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無事ゴール。
今日も水が旨い!


このあと、もう一座計画していたのだが、車で移動している間に具合が悪くなり中止にした。
昨日からの暑さで体が参っているらしい。
こういうときは無理しないのが一番である。


…というわけで、ゆっくりと温泉に浸かり鋭気を養った。
んで、


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乾杯!


道の駅のビアレストランで地ビールをいただいた。

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いつも自炊だが、たまにはこういうのもイイね