2014年5月30日、この日は代休をとって休みにしたのでまたもや遠征してきた。
前回は宮城遠征だったので、今回は山形方面を攻めてみる。
一座目は面白山である。

前日、仕事が終わってから盛岡を発ち、未明に天童に到着。
そのまま車中で仮眠をとる。
んで、寝過ごした(笑
7時起床。これではいつも仕事に行く時よりも遅く起きた格好だ。


面白山はいくつもの登山道が縦横に走っており、ルートも色々と考えられるが
今回、我々は面白山高原駅を起点に周回するルートを選択した。
車で来ているので、わざわざ駅前から出発する意味はないのだが
駅前からすぐに登山できるという、東北ではなかなか貴重な状況を疑似体験してみたかったのだ。
…いや、単に昔から鉄道が好きだったからというのもあるのだが。
ちなみに、今回登山口へは天童高原を経由してアプローチした。
山寺側からも林道が繋がっているのだが、どうやら工事中らしく
平日は日中のほとんどの時間が通行止めになっているようである。


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前置きが長くなったが、そろそろ入山しよう。
駅の線路向こうの空き地に車を停め舗装路を歩く。
写真で言うと奥に進む感じ。


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すぐにカモシカコース登山口の標注が現れるのでここからスタートとなる。
時刻は8時。夏山のスタートとしては遅い時間だ。
まだ5月下旬だが強烈な日差しが照りつけ、気温がぐんぐん上がっていく。
涼しいうちに登り始めたかったなぁ…。


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道は沢沿い…というか、沢を登っていく。
じめっとしていて滑りやすく、あまり好きな感じではない。


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しかし、すぐに沢から離れる。
それはいいのだが、いきなり足下注意な場面。
落ちても死にはしないだろうが、泥だらけになること必至。
そんなことになったら登頂意欲が激減するだろう。


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尾根に上がると急登が続く。
時々、階段の踊り場のごとくなだらかな場面が現れるのだが、すぐにまた次の急登となる。
ここは我慢大会である。


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やがて長左衛門道との合流点に達する。
ここは地形図では十字路のように書かれているが、実際には変形十字路である。
まずは右に曲がる。


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次いで左へ。


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するとまたすぐに急登が始まる。
交差した長左衛門道が、やけに広くてフラットだったので
こちらの道の急っぷりが強調されて感じる…。


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徐々に樹高が低くなり、面白山の山頂が見えてくる。
見えてきても遠いのよ、これが。
さらに樹高が低くなった事により直射日光を受けることになり暑さが増す。
滝のように汗がしたたり落ちる。
うぉ~、こんなに暑いと思ったのは久しぶりだなぁ。


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中面白山からの縦走路と合流するといよいよ山頂は近い。
しかし…あまりの暑さにめまいがしてきた。


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到着!
ツートンガッツポーズ!
いや、なんかわかるよ、その気持ち。
先々週の岩手山よりきつく感じたわ…。


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遠征の初っぱなからヘロヘロになったが、まずは一座登頂成功。
ミニツートンも誇らしげ。


面白山の山頂は遮るモノが無いので360度の大展望が広がる。


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北側。


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東側。
船形山とかであろうか?


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南側には大東岳や山形神室やらが。


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西側には朝日連峰や月山が…見えるかと思ったんだけど見えず。
あまりに天気が良すぎて…というヤツだろうか。


登りはきつかったが、展望には大満足である。
その大展望を楽しみながらランチ。
二人で山頂を独占しての楽しいひととき。
実に贅沢である。


つづく