2013年10月12日、福島県の一切経山に行ってきました。
11~14日、四連休となり(四連休にして?)、これは遠征せねば!と思い出かけたのでした。
 
まだまだ登りたい山はいっぱいあるヘロヘロ隊ですが、なにせ私の足の状態がまだ完全とは言い難く
あまり行動時間の長い山は心配でもあるので、登れる山が限られます。
そんな中で、比較的短時間で登れる山と言うことで一切経山がチョイスされた次第です。
もちろん、短時間で登れるわりには景色も良く、高山の趣が楽しめるというのも大きなポイントです。
 
11日は当初から雨予報だったので、端から登山は諦め移動に徹します。
松島水族館に立ち寄って、震災を乗り越えたペンギンたちに会ったりしてきましたが
やったことと言えばその程度。
 
翌12日、夜半までの雨もやみ、上々の天気となったので意気揚々と一切経山へ向かいました。
磐梯吾妻スカイラインに入ると、徐々に紅葉が見頃となり、美しい景色が連続します。
雨に濡れた木々や、道路のアスファルトに朝日が反射し、眩しいくらいの良いお天気でした。
 
…ところが、一切経山の登山口である浄土平に着くと…
 
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ご覧の有様です。
突風とともに一気にガスが押し寄せ、一帯を包み隠してしまいました。
…なんだよ、この天気…。
 
まぁ、天気予報は晴れ予報だし
ご丁寧にも「行楽日和」だなんて言ってくれているので、そのうち晴れるかもしれません。
行くだけ行ってみようということで登山口を出発しました。
 
登山開始10分。
「ここが火山性ガスのため通行禁止になっている直登コースで~す」
などという写真を撮っていると、いきなり大粒の雨が降ってきたではありませんか。
 
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行くか退くか、一瞬迷いましたが、場所がまだほんの入り口だったので一度撤退することにしました。
もし、この雨の中を強行突入するなら、完全装備で挑む必要があると思ったので
それならば一度ビジターセンターに避難してもいいだろうという判断です。
 
ビジターセンターに避難し待つこと2時間。
天気は良くなるどころか風雨共に激しさを増すばかり。
天気予報もいつの間にか「午前中は雨、昼から晴れ」などいう天気予報に変わっていました。
 
いい加減待つのにも疲れ、撤退を決意。
登山口からわずか数百メートルでの敗退という、珍しくも悔しい展開になってしまいました。
 
イメージ 2
 
 
その後、天気の回復を信じて現地にもう一泊したのですが、
朝になってもやむはずの雨はやまず、いい加減疲れてしまったので予定を一日繰り上げて帰ってきました。
 
800㎞も走ってやったことと言えば喜多方ラーメンと横手焼きそばを食べたくらい…。
我々としては珍しく、ほとんど何の収穫もない遠征となってしまいました。
(私の足のせいで臨機応変に動けなかったというのもありますが…)
 
うーん、悔しい…。