2013年4月14日、けむけむさんのお誘いで残雪の経塚山へ行ってきました。
コースは金ケ崎駒ヶ岳を経て経塚山へ向うというもので15㎞を越えるロングコース。
体力的に若干不安なものはありましたが「無理はしない」というお言葉に甘えて参加させていただきました。
 

7時に金ケ崎駒ヶ岳(以下「金駒」)のうがい清水登山口に集合。
けむけむさんとお友だちのKu-12さんと合流します。
今日は三人で登ります。
ちなみに私はスノーシュー、けむけむさんとKu-12さんはスキーという編成。

登山口に到着したときは、我々の他に男性登山者が一人のみだったのですが
あれよあれよという間に続々と車が到着。
登山口は大勢の登山者で賑わいました。
これくらい大勢の登山者がいると心強いですな。

Ku-12さんとはお初だったので、軽く自己紹介などを済ませ、予定通り7時15分過ぎに登山口を出発しました。
天気は申し分の無い晴れ。
青空にこれから向う経塚山が白く浮かんでいます。
この景色を見ただけでウキウキしてきます。
 
イメージ 1

途中まで林道を進み、頃合いを計って登山道へ。
薮が薄いこの時期ならではの裏技で、ほんの少し距離が短縮されます。
とはいえ、だいぶ雪解けが進んでおり、スノーシューの私はともかく
スキーのお二人は薮を突破するのにだいぶ苦労していました。
 
イメージ 2

朝日が照らす林間をゆっくりと進んで行きます。
絶好の天気に白く輝く山々を見ていると気持ちがはやり、
ガンガン歩きたくなるのですが、なにぶん今日は長丁場。
おまけに帰りはスキーの二人についていかなければなりません。
ここは自重して体力の温存を図る作戦で行きます。

次第に傾斜がきつくなり、高度があがって行きます。
 
イメージ 7

それに伴って視界が開け、周囲の風景が眼に入るようになりました。
早池峰山あたりまでうっすらと見えています。
 
イメージ 8
 
イメージ 9

下賽の河原に到着しました。
 
イメージ 10

まだ木々に葉がついていないためか、前に来た時より山頂のお社がはっきり見えます。
山頂直下を先行した登山者が登って行くのもはっきり見えました。
なんか、前に来た時より山頂が近く見える…ような?
 
イメージ 11

下賽の河原一帯は背の高い木が少なく開けているので、絶好の展望地です。
栗駒山がきれいに見えていました。
この天気ですから、栗駒も相当に混み合っている事でしょう。
Ku-12さん曰く、前に行った時は人が多すぎて「お祭り」状態だったとのこと。
栗駒は仙台に近いためか混み方が半端ないですよね。
 
イメージ 12
 
経塚山もはっきりくっきり。
…遠いなぁ。
 
イメージ 13

下賽の河原を出発すると、なんとも気持ちの良さそうな斜面が現れます。
ここは夏は一面の笹原になる場所のはずですが、今は良質のゲレンデといったところでしょうか。
雪庇の心配もないし、スキーの二人は帰りが楽しみでしょうな~。
 
イメージ 14

上賽の河原。
夏道はブッシュの向こう側。
 
イメージ 3

上賽の河原を過ぎると、小さなピークを巻く場所があります。
ここは残念ながら一度夏道に戻るしか通過する術がありません。
夏道は雪が溶けて地面が出てしまっています。
少しの距離だったので、スノーシューの私は履いたまま通過しましたが
さすがにスキーではそういうわけにもいかず、一度板をはずし抱えて通過することとなりました。

金駒山頂直下の鞍部まで来ました。
ここから、この見上げるような急斜面を直登します。
金駒山頂まであと一息。
 
イメージ 4

巨大な雪庇を横目に見ながら一歩一歩登り…
 
イメージ 5

9時20分、金駒山頂着!
登りはじめから2時間。まずまず予定通りの到着となりました。

お社の向こう側には、本日の最終目的地である経塚山が鎮座しています。
 
イメージ 6

経塚山まで行くか行かないかは、金駒山頂到着時の体調やら天気等を考慮して決める
…ということにしていましたが、これは「行く」でしょう!
 
つづく