昨年の槍ヶ岳登山ですっかり北アルプスに魅せられてしまったヘロヘロ隊。
しかし岩手から北アルプスは決して近いとは言い難く、
「次はいつ行けるだろうか」などと思っておりましたが…

今年も行っちゃいました(笑

今回は数ある北アルプスの名峰の中から白馬岳に登ることにしました。
白馬岳には国内の高山植物500種のおよそ半分の250種が生息しているということで
最近「お花チューリップ赤」にはまっているツートンにも喜んでもらえるんじゃないかなということでチョイスしました。

2011年7月16日、仕事を終えすぐに帰宅。
前日までに用意して置いた荷物を車に放り込み、北アルプスへ向けて出発。
途中、ツートンと運転を交代しながらおよそ8時間かけて白馬岳の登山口、白馬村猿倉に向かいます。

今回は親戚からFitを借りて行きました。
いや~、ジムニーに比べると長距離高速走行が断然楽ですね。
改めてジムニーは山で乗るモノであって、高速を走らせる車じゃないなと実感しました(笑

おかげで昨年より大分楽に現地まで着くことができ、
途中、多少道を間違えたりしたものの、無事に猿倉登山口へ到着。
この時点で午前3時30分だったのですが、なんと猿倉の駐車場はすでに満車!
うーん、いくら連休の中日とはいえ午前3時台で満車とは思わなかった…。
 
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結局、だいぶ下の方に駐車させられ、まずは登山口まで歩くハメに…。
荷物重いからなるべく歩きたくなかったのになぁ…(涙
 
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で、登山口である猿倉荘前に着いたのが午前5時。
あたりはすっかり明るくなっていました。
駐車場の件や装備品の確認に手間取った事もあり到着から1時間半が経過。
大丈夫なのか?こんなんで(^^;

実は、今回の山行は「初のテント泊」なんですよ。
慣れないもんだから不安で何回も装備品の確認したりとかして時間がかかったのですが
それにしても真っ暗なウチに着いたのに、こんなに明るくなってから出発する事になろうとは…。

初っぱなから先行き不安な展開ですが、気を取り直して登山口を出発します。
…と、ツートンがさっそく何かを見つけました。
 
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どうやらこれはウメガサソウという花のようです。
さっそく初めて見る花を見つけてツートンのテンションが上がります。
 
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始めは林道歩きの単調な道です。
正直面白いとは言い難いのですが、重装備に体を慣らすウォーミングアップの時間だと思えば
このダラダラした登りがありがたいような気すらします。
 
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道は徐々に登山道らしくなっていき、背景の山々も「アルプスらしく」なってきました。
こういう風景は東北ではなかなか見られませんからね~。
遠路はるばるやってきたという実感が湧きます。
 
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1時間ほどかけて白馬尻までやってきました。
有名すぎるほど有名な「ようこそ大雪渓へ!」の碑が出迎えてくれました。
映像や本の写真などで見慣れた石碑ですが、やはり実物を前にすると感慨深いものがあります。

白馬尻では多くの登山者が大雪渓に備えて装備を調えていました。
ジャケットを羽織る人、スパッツを付ける人、行動食や水分を補給する人と様々です。
我々もそれに習って装備を調え…る前に記念写真を(笑
 
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ここまではまだ普通の観光客も気軽に入ってくるのでのんびりしたものです。

つづく