2010年8月29日、前日のキャンプに引き続き
青森県の白地山(しらじやま)に登ってきました。

場所はこちら↓
 
十和田湖にほど近く、青森県と秋田県の県境にある山です。
この山は東北百名山にも選定されており、道もしっかりしているであろうと予想して
あまり下調べをせずに地図だけ持って現地に向かいました。
 
…が、これが大失敗!
 
「普通乗用車でも走れる林道」だったはずの道は
「普通乗用車でも『走れない事はない』林道」であり、
しかも沿線では現在進行形で山仕事が行われており、
場合によっては通行止めが予想されるような道でした。
 
参考までに…
私のジムニーでは、まったく問題なく走れました。
が、友人のフォレスターはサイド側を底打ちしたようです。
 
おまけに林道脇に「○○沢に入るな!」「立入禁止」「入山禁止」
などの標識が林立し異様なムード…。
登山口に着いても
 
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気持ちの良い道は途中までで
 
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最後には激ヤブに…
 
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しかもなんだかやたらにゴミが多いんですよ。
たいして長くないコースタイムの山に不必要なほどの飲食物の食べがらが放置されているところを見ると
山仕事関係者…あるいはタケノコ採りに山に入る人が放置していったものなのか…。
ペットボトルをはじめ使い古した軍手、地下足袋、コンビニのビニール…。
とにかく気持ち悪いくらいゴミが多い山でした。

ヘロヘロ隊だけなら多少無理して進んだかもしれませんが
こぽ隊の二人を連れてヤブに突入するのも申し訳ないので
あっさりと敗退してきました。
 
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で、帰ってから調べてみると、ネット上にある山行記録の大半が
鉛山峠登山道からの中小屋コースからのものであることがわかりました。
そちらは刈り払いも行われ比較的快適な登山道であるようです。
 
おまけに国道脇にある駐車場から直に登れるため、わざわざ林道走行などしなくても良いよう。
我々がたどった久吉コースの利点は、登山道から山頂までの距離が最短だということですが
あの悪路を冷や冷やしながら運転することを考えれば、それもどうかな…と言った感じ。
 
少なくとも盛夏にヤブ漕ぎしてまで辿る登山道ではないと思われます。
次は鉛山からアタックしたいと思います。
 
やっぱ下調べって大事ですね…。
とくにマイナーな山ほど。