2010年5月3日、この日は宮城県加美町にある「薬莱山」に登りました。
GWは、前半岩手山・後半八甲田という予定だったのですが
どちらも諸事情によりキャンセルとなり、急遽宮城遠征と相成った次第です。
GWは、前半岩手山・後半八甲田という予定だったのですが
どちらも諸事情によりキャンセルとなり、急遽宮城遠征と相成った次第です。
で、あまりにも急な予定変更だったので、地図の精査や山行計画の立案など
下準備をする時間がまったくなかったので、難しい山はダメだな~ということで
わりと登るが容易であろう(と思われる)里山を中心に登ることにしました。
下準備をする時間がまったくなかったので、難しい山はダメだな~ということで
わりと登るが容易であろう(と思われる)里山を中心に登ることにしました。
そんなわけで、第一弾として600m足らずの山ですが、美しい独立峰であり、
東北百名山にも選定されている薬莱山を選んだのでした。
場所はこちら↓
東北百名山にも選定されている薬莱山を選んだのでした。
場所はこちら↓
国道347号から少し入った場所ですが、やくらいファミリースキー場や
ウォーターパーク、ゴルフ場など施設がいっぱいありますし
標識類も充実しているので迷うことはないかと思われます。
ウォーターパーク、ゴルフ場など施設がいっぱいありますし
標識類も充実しているので迷うことはないかと思われます。
薬莱山への登山道は主に2本あって、スキー場から登っていくのが表コース。
対して、北側の林道から登っていくのが…裏コースなんですかね?
正式名称がわかりません。
対して、北側の林道から登っていくのが…裏コースなんですかね?
正式名称がわかりません。
舗装路を経由して、周回ルートにすることもできますが、
一日二山踏破を目論んでいるため、最短ルートで山頂を極めるつもりです。
北側の登山口から山頂をピストンします。
一日二山踏破を目論んでいるため、最短ルートで山頂を極めるつもりです。
北側の登山口から山頂をピストンします。
広い駐車場がある表口に対して、北口は路肩に数台駐車できるスペースがあるのみ。
ただ、看板等がしっかり整備してあるので、分かりづらいことはありません。
では、早速登ってきましょう!
ただ、看板等がしっかり整備してあるので、分かりづらいことはありません。
では、早速登ってきましょう!
北側の斜面にしては、日当たりが良く明るい林の中を登ります。
「ハイキングコース」とあったので、ザックも背負わず登ったのは
さすがに薬莱山を舐めすぎですかねぇ? 軽量化による歩行速度の向上狙いです
「ハイキングコース」とあったので、ザックも背負わず登ったのは
さすがに薬莱山を舐めすぎですかねぇ? 軽量化による歩行速度の向上狙いです
群落というほど数はありませんでしたが、色々な種類のお花が咲き始めていました。
岩手県よりだいぶ南に位置するのに、まだ花が咲き始めだなぁ~と思いましたが
このあたりは、宮城では有数の豪雪地帯とのこと。
岩手県よりだいぶ南に位置するのに、まだ花が咲き始めだなぁ~と思いましたが
このあたりは、宮城では有数の豪雪地帯とのこと。
標高400m付近で、かなりの残雪に遭遇。
これでは、花も咲き始めたばかりなわけです。
これでは、花も咲き始めたばかりなわけです。
登山開始から40分弱、薬莱山山頂に到着!
登り一辺倒の道ではありますが、昨日の男助山に比べれば楽勝楽勝♪
登り一辺倒の道ではありますが、昨日の男助山に比べれば楽勝楽勝♪
でも実は、これで終わりではないのです。
薬莱山は双耳峰で、今立っている北峰が最高地点ですが、
鞍部をはさんで南峰も存在するのです。
薬莱山は双耳峰で、今立っている北峰が最高地点ですが、
鞍部をはさんで南峰も存在するのです。
まぁ、最高点を極めたわけですから、ここで下山しても薬莱山踏破!
と言えるのでしょうが、それではあまりにも味気ない感じがします。
それに、ガイドブックによると、この山最高の眺望点は鞍部にあるらしいですし。
ちなみに、最高地点の北峰からは北側にわずかに眺望がある程度。
まだ厚く雪を戴いた栗駒の山々が見えます。
まだ厚く雪を戴いた栗駒の山々が見えます。
鞍部に下ると、山座方位盤となんと双眼鏡が設置されていました。
展望台とかならともかく、登山道の途中に双眼鏡が置いてあるなんて
私は初めての経験のような気がします。
展望台とかならともかく、登山道の途中に双眼鏡が置いてあるなんて
私は初めての経験のような気がします。
ちなみに、この双眼鏡、無料です。
倍率がいじれなくて、どこ見てるのかサッパリ分かりませんでしたが…
で、その展望所からの景色がこちら。
なるほど、広々とした景色が一望の下に望めます。
霞がかっているので、あまりハッキリとした風景ではありませんが
すっきり晴れていれば、古川の町並が見えたりするのでしょうか?
霞がかっているので、あまりハッキリとした風景ではありませんが
すっきり晴れていれば、古川の町並が見えたりするのでしょうか?
景色を楽しんだ後は南峰へ向かいますが、南峰の少し手前に
姥神様という神様がおられます。
この姥神様、何にでも御利益があるという気前の良い神様らしいので
せっかくですので、何か拝んでおきましょう。
姥神様という神様がおられます。
この姥神様、何にでも御利益があるという気前の良い神様らしいので
せっかくですので、何か拝んでおきましょう。
うーん…なにやら怖そうですよ…。
変なことお願いしたら怒られそうな気がします
「今年も楽しく山に登れますように…。」
やっぱりコレですかね、私の一番の願いは。
やっぱりコレですかね、私の一番の願いは。
北峰から5分ほどで、南峰に着きます。
お社がありますが、中は空っぽでした。
冬の間はどこかへ遷座しているんですかね~。
お社がありますが、中は空っぽでした。
冬の間はどこかへ遷座しているんですかね~。
さて、双耳峰のどちらにも足跡を記したので、あとは下るだけです。
下山は往路を戻ります。
下山は往路を戻ります。
姥神様にも再度ご挨拶をしていきます。
「今夜のビールを美味しく飲めますように…」
テンポよく下り、20分ばかりで下山完了しました。
登山というには少々物足りない感じがしないでもないですが、
子どもや、普段あまり山に親しみがない人でも安心して歩ける散策コースでした。
登山というには少々物足りない感じがしないでもないですが、
子どもや、普段あまり山に親しみがない人でも安心して歩ける散策コースでした。
途中、休憩らしい休憩もしなかったので、下山後車を正面へ回し
今登ってきたばかりの薬莱山を眺めつつ
桜の木の下でコーヒーを炒れてブレイクタイム♪
今登ってきたばかりの薬莱山を眺めつつ
桜の木の下でコーヒーを炒れてブレイクタイム♪
ここの桜並木は素晴らしかったです。
宮城遠征第一弾目、まずは軽くウォーミングアップ、でした♪