2009年9月5日、十和田湖の近くにある十和利山に行って来ました。
実は、今日は友人に誘われて十和田湖畔でキャンプをするのですが
せっかく十和田湖近辺まで遠征していくのに、ただで帰るのはもったいない!
という貧乏根性が働きまして、キャンプ前に一山…と相成ったわけです。

 

9時30分、十和利山の登山口である迷ガ平に到着。
嫌な名前ですね、迷ガ平なんて(^^;
先行の登山者が何名かいて、我々の到着と相前後して登っていきました。
地味な山ではありますが、少なくとも登山者が我々だけということはなさそうです。

 

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登山口の鳥居をくぐると、一台の乗用車が止まっていてリアハッチが開いていました。
そこに登山届けが置いてありました。はは~、こういうスタイルは初めてですな~。
ちゃんと管理された山のようです。

 

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登山届けに記入し、いざ出発。
あ、ちょっとテンションあがって変なことしてる人がいますがお気になさらずに…。

 

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登山道は、始めほとんど傾斜のないフラットな道です。
しっかり踏み固められているし、たまに刈り払いが入るのか実に快適な道です。

 

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しばらく行くと二股の分岐点があります。
右に行くと東ルート、左に行くと西ルート。山頂で合流するのでどちらでもいいのですが
ガイドブックによると西ルートのほうが傾斜が緩いようです。
というわけで、迷わず西ルートを選択!

 

昔は林道だったという幅広の登山道をさくさく登っていきます。
今はとても車では入れませんが、傾斜は緩く歩きやすい道ではあります。

 

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登山口から30分、キャンプ場に着きます。
キャンプ場というよりは、キャンプ場跡といったほうがいいでしょうか。
トイレもあるし、水場もある、東屋もありますが…ここでキャンプはしたくないなぁ…。
たまーにありますよね。こういう「誰がキャンプするねん!」というキャンプ場。
昔は、こんな奥地でわざわざキャンプしたんでしょうか?

 

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キャンプ場を過ぎると、道は一気に登山道らしくなります。
ところどころ急傾斜もありますが、概ね歩きやすい道です。

 

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三ツ岳からの縦走路と合流すると山頂はもうすぐそこ。

 

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11時、十和利山山頂に到着しました。
ふう、軽く汗ばんだくらいで、キャンプ前の運動としては最適ですね。

 

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十和利山の山頂は、明るく開けており眺めが良いです。
潅木が生えているので360度の大展望、というわけには行きませんが
西側に十和田湖、南側に田代平の平原を見渡すことができます。

 

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十和田湖が意外に近くに見えますね。
観光で十和田湖を訪れる人は多いでしょうが、このアングルから十和田湖を見るとなると
これはもう山ノボラーの特権ですね♪ 足で稼いだ眺望ということで。

 

頂上で軽く休憩をしたあと、下山します。
え? 今回は山ご飯は無いのか? ですと?
ええ、だってこのあとキャンプ場でBBQと大酒飲み大会ですもの(笑
胃袋の隙間を確保しておかなくてはいけませんからね。

 

下山には東回りルートをチョイス。
ガイドブックには急登注意とありますが、たしかに西回りコースと比べて急な坂です。

 

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下り始めて数分歩くと、地図に無い分岐が現れます。
ここは右に行くのが正解。
左側の道もかなり明瞭な踏み跡なのですが、どこに通じているのでしょうか?
三ツ岳銃走路へのトラバースルートかな?と私なりに推測してみましたが
はたして正解はどうなのか?

 

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東回りルートは、麓から一気に直登するコースで
傾斜が急な上に、南側に開けているので、笹藪が旺盛な繁殖力を見せ
西回りルートより、若干藪っぽい感じなうえ
今日のように、良く晴れた日だとじりじりと日に照らされる事になります。
ああ、西回りコースを登りに選んで良かった(^^;

 

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下りの利用したほうが景色がいいですよ~。

 

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急坂で一気に高度を落とした後は、林間の平坦路になります。
このあたりまでくると、もはや眺望はまったく望めません。

 

分岐点まで戻り、あとは往路を戻ることになります。
2時間30分で、無事下山しました♪

 

十和利山は、1000mに満たない低山ながら、
登山道はよく整備され歩きやすいですし、
さらに頂上からの眺望も素晴らしく良い山です。
初心者からベテランまで、山歩きの良さを手軽に味わえる山と言えるのではないでしょうか。
なるほど、東北百名山に選定されるだけの事はあります。

 

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さ! 次は十和田湖畔でキャンプだ~♪