羽山を登り終え、次に白木峠に向かいました。
羽山の近くに「仙人山」という未踏の山もあったのですが
コースタイムが5時間となっており、
本日二つ目の山にするには無理があるな~ということでこちらにしました。
(あとからガイドブックを見直してみると、
周回せずに登山口まで車で入りピストンという行程だと3時間くらいでした…)
羽山の近くに「仙人山」という未踏の山もあったのですが
コースタイムが5時間となっており、
本日二つ目の山にするには無理があるな~ということでこちらにしました。
(あとからガイドブックを見直してみると、
周回せずに登山口まで車で入りピストンという行程だと3時間くらいでした…)
国道107号を横手方面に走り、湯田の町を通過します。
やがて国道は跨線橋で北上線をオーバークロスします。
この跨線橋を過ぎたら右折ポイントが近いので要注意。
○○○という小さな看板がありますので、そこが登山口へのアクセス道路となります。
同じような小さな看板がある交差点が3つ程ありますのでお間違いなきよう。
やがて国道は跨線橋で北上線をオーバークロスします。
この跨線橋を過ぎたら右折ポイントが近いので要注意。
○○○という小さな看板がありますので、そこが登山口へのアクセス道路となります。
同じような小さな看板がある交差点が3つ程ありますのでお間違いなきよう。
正解の道にはいることができれば、踏切があり、それを過ぎると間もなく小学校があります。
この小学校の裏手の道を進み、高速道路の下をくぐると関所の跡の看板があります。
この看板からさらに山に向かって進んでいくと登山口があります。
田舎道ですが、このように目印になるモノが多く、迷いにくいかと思います。
この小学校の裏手の道を進み、高速道路の下をくぐると関所の跡の看板があります。
この看板からさらに山に向かって進んでいくと登山口があります。
田舎道ですが、このように目印になるモノが多く、迷いにくいかと思います。
登山口には車を停めるスペースが3台分ほどありますが、側溝を覆うフタが一部分にしかないため
上手く停めないと1台しか停めることができません。
この日は、真ん中に先客が陣取っていたため、あとの車はみな路上駐車になっていました(^^;
上手く停めないと1台しか停めることができません。
この日は、真ん中に先客が陣取っていたため、あとの車はみな路上駐車になっていました(^^;
白木峠は単なる登山道ではなく歴史の道でもあります。
今でこそ登山道やハイキング道という扱いですが、昔は旅人が往来した街道でありました。
白木峠の名前が初めて文献に登場したのは源義経が云々という時代だった…と思います。
うろ覚えですが(^^; 嘘だったらごめんなさい(笑
今でこそ登山道やハイキング道という扱いですが、昔は旅人が往来した街道でありました。
白木峠の名前が初めて文献に登場したのは源義経が云々という時代だった…と思います。
うろ覚えですが(^^; 嘘だったらごめんなさい(笑
そんなわけで、昔日の街道ということで道はあくまでも広く緩やかです。
午前中に登った羽山とは対照的な道です。
午前中に登った羽山とは対照的な道です。
花が咲き、小川のせせらぎが聞こえ…と、あたりは春満開。
のんびりゆっくり散策を楽しむことが出来ます。
のんびりゆっくり散策を楽しむことが出来ます。
道が少し開けたところに説明看板が立てられていました。
この場所は「牛泊まり」というらしく、牛方が牛を休ませる場所だったんだそうです。
単なる休憩所としてだけではなく、交易なども行われていたとか。
この場所は「牛泊まり」というらしく、牛方が牛を休ませる場所だったんだそうです。
単なる休憩所としてだけではなく、交易なども行われていたとか。
しばらく進むと、ここ白木峠の名物「雪椿」の群落がありました。
花のシーズンには少し早かったのですが、ほんの少しだけ花を咲かせている木がありました。
あたりの木々が一斉に花を付けたら、さぞや見応えがあることでしょう。
花のシーズンには少し早かったのですが、ほんの少しだけ花を咲かせている木がありました。
あたりの木々が一斉に花を付けたら、さぞや見応えがあることでしょう。
それにしても掘り割りのような排水路が切られていたりと
やはり普通の登山道よりも人の手が入ったような印象を受けます。
これは街道時代の施工なのか、それとももっと後世の施工なのか…。
…それとも、単なる自然地形なのに、勝手に人工的なモノだと思いこんでいるのか(笑
やはり普通の登山道よりも人の手が入ったような印象を受けます。
これは街道時代の施工なのか、それとももっと後世の施工なのか…。
…それとも、単なる自然地形なのに、勝手に人工的なモノだと思いこんでいるのか(笑
大きな木の下に石仏が安置されています。
こちらは遭難慰霊の石仏のようで、なにやら由来が書いてある看板があるのですが
肝心な部分の字が消えてしまっていてよくわかりませんでした(^^;
この手の野仏に手を合わせたりすると「ついて」きたりするらしいのでご注意。
こちらは遭難慰霊の石仏のようで、なにやら由来が書いてある看板があるのですが
肝心な部分の字が消えてしまっていてよくわかりませんでした(^^;
この手の野仏に手を合わせたりすると「ついて」きたりするらしいのでご注意。
水芭蕉の群落もありました。こちらは今が見頃。
それにしても水芭蕉を「ベコ(牛)の舌」などと言ったりしますが
(いいますよね? うちの田舎だけ?)
こんな可憐な花を「ベコの舌」などと呼ばわるなんて…と思ったりしたモノですが
ここの水芭蕉は全体的に大振りというか巨大で、まさしく「ベコの舌」…。
大きな水芭蕉はベロンとしていてかわいくないですねぇ(笑
それに、水芭蕉が咲くような場所にはニョロニョロがいそうな気がして…(^^;
それにしても水芭蕉を「ベコ(牛)の舌」などと言ったりしますが
(いいますよね? うちの田舎だけ?)
こんな可憐な花を「ベコの舌」などと呼ばわるなんて…と思ったりしたモノですが
ここの水芭蕉は全体的に大振りというか巨大で、まさしく「ベコの舌」…。
大きな水芭蕉はベロンとしていてかわいくないですねぇ(笑
それに、水芭蕉が咲くような場所にはニョロニョロがいそうな気がして…(^^;
雨も降っていないのに道がドロドロになって水が流れてきました。
これはもしや…と思っていると、案の定残雪が現れました。
もうすでに量は少なくなっていて行く手の障害とはならないのですが
残雪から染み出す水で、道がぐちゃぐちゃになっているののほうが厳しいですね~。
これはもしや…と思っていると、案の定残雪が現れました。
もうすでに量は少なくなっていて行く手の障害とはならないのですが
残雪から染み出す水で、道がぐちゃぐちゃになっているののほうが厳しいですね~。
途中、林道というか作業道に出会います。
路肩など、かなり立派に施工されている気配があるのですが、何年も利用がないのか
轍は消えかけ、道の真ん中に幼木が生え始めています。
ここまで車で来ることができるなら、えらく楽な登山になりそうですが
この様子だと立入禁止なのか、道の途中が崩落するなりして廃道なのか…。
ちょっと車で入り込むのは難しそうですね。
路肩など、かなり立派に施工されている気配があるのですが、何年も利用がないのか
轍は消えかけ、道の真ん中に幼木が生え始めています。
ここまで車で来ることができるなら、えらく楽な登山になりそうですが
この様子だと立入禁止なのか、道の途中が崩落するなりして廃道なのか…。
ちょっと車で入り込むのは難しそうですね。
林道を越え、山頂に向けて最後の登りとなります。
東側に開けた斜面にかなり大きな残雪帯が横たわっていましたが
これがまた木々が根こそぎ倒され、倒れていない木の上には雪が「積もって」いました。
東側に開けた斜面にかなり大きな残雪帯が横たわっていましたが
これがまた木々が根こそぎ倒され、倒れていない木の上には雪が「積もって」いました。
雪が降ったわけでもないのに木の上に雪があるってことは
これは雪崩の跡? しかもけっこう最近の。
ちょっと判断つきかねますが、気味が悪いのでとっとと通過通過!
これは雪崩の跡? しかもけっこう最近の。
ちょっと判断つきかねますが、気味が悪いのでとっとと通過通過!
頂上直下は薄暗い樹林帯ですが、そこを過ぎるとぽっかりと広い空が見え…
山頂到着! あまりに天気が良かったのでテンションが上がってしまいました。
イエイ!
イエイ!
道はまだ秋田側に続いていますが、我々の旅はここが終点。
存分に景色を堪能いたしましょう。
存分に景色を堪能いたしましょう。
白木峠からの眺めは思いの外すばらしく、
秋田側から
岩手側まで
ほぼ180℃にわたって雄大な山々の姿を一望できます。
焼石や栗駒はもとより、遠くに雪を頂いているのは鳥海ですかね~。
素晴らしい景色です♪
焼石や栗駒はもとより、遠くに雪を頂いているのは鳥海ですかね~。
素晴らしい景色です♪
この見晴らしの良い山頂でお弁当とコーヒーなんかをいただいて
帰路は同じ道を帰りました。
帰路は同じ道を帰りました。
この日二山目ということで、少々疲れましたが…
素晴らしい眺望を目にすることができて大満足の白木峠でした♪
素晴らしい眺望を目にすることができて大満足の白木峠でした♪
おしまい